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日台合作映画『闘茶』の出演者。左よりエリック・ツァン、戸田恵梨香、香川照之、ヴィック・チョウ、細田よしひこ。

●出演者よりのコメント

香川「これからはこういう形のアジア映画が増えていくはず。うれしいことです。セリフは日本語と北京語が混在していますが、互いにたどたどしい言葉で芝居をするより、ずっと自然です。言葉だけに頼らず、表情やしぐさで表現するから生き生きするんです。見る方も映画だから許される『ウソ』として楽しんでください」
戸田「言葉が分からなくても心が通じるので全然問題ありません。現場の仲間の気持ちが1つになっている気がして、熱い芝居が出来ていると思います。これからエリックさんやヴィックさんが加わって、ますますパワーアップしていくんじゃないでしょうか。期待してください。『闘茶』には、人生を見つめ直すというテーマがありつつ、香川さんと私の親子愛が描かれています。今までにない映画になるので、楽しんでいただけると思います」
ヴィック「いろんな方と一緒に仕事ができますし、新しい挑戦でもあり、僕にとっては新鮮です。この作品は、すごく面白いと思っています。言語が違うという問題はありますが、演技で表現していきたいです」
エリック「映画が好きな人たちと仕事ができて、大変うれしいです。『闘茶』は台湾と日本の共通点であるお茶が題材となっていて、すごく魅力的な映画だと思います」

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『闘茶』台湾ロケのスチールより。チャン・チュンニン(左端)も出演。

●STORY
京都で何代も続く老舗茶屋の経営者・八木圭(香川照之)は、先祖代々伝わる「茶の呪い」を言い訳に、店も開けずに遊び呆けている超ダメ親父。そんな父親をどうにかしたい!と頭を悩ませる美希子(戸田恵梨香)は、呪いを解く鍵が、どうやら台湾にあることをネットで知る。それが2人を誘い出すためのマフィアの手口だとは知らず、甘〜い言葉に乗せられて、2人は台湾へとやってくる。しかし現地で「幻の茶」を巡るトラブルに巻き込まれ、「闘茶」という古くから伝わるお茶の戦いをすることに…。

来年3月には完成予定で、5月のカンヌ映画祭に出品する可能性もあるとか。2008年全国公開予定。
原案・監督:王也民(ワン・イェミン)*エドワード・ヤン監督の秘蔵子といわれる台湾の注目度No.1監督
キャスト:香川照之、戸田恵梨香、ヴィック・チョウ、チャン・チュンニン、エリック・ツァン、細田よしひこ
配給・写真提供:ムービーアイ (c)Asian Crossing 不許転載   close