「流星花園・花より男子」(2001)
●監督:蔡岳勳
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F4が誕生するきっかけとなったTVドラマ『流星花園』。その原作は日本の漫画『花より男子』(神尾葉子著/集英社)。日本では、95年に内田有紀主演で映画化され、TVアニメとしても放映されていますが、2001年に台湾で放映されたのはなんと実写版ドラマ。設定も役名もオリジナル通りの日本名で展開します。
娘を「玉の輿」に乗せたい両親の願いで、嫌々ながらお金持ちの名門校、英徳学園に通う平凡だけど正義感に厚いヒロイン・牧野つくしを演じるのは、台湾のアイドルユニットS.O.S.(Sister Of Shiu)のバービィー・スー(徐煕媛)。そして、彼女が対決することになる学園創始者の息子グループF4を演じたのが、ジェリー(道明寺司)、ヴィック(花沢類)、ヴァネス(美作あきら)、ケン(西門総二郎)の4人。
『流星花園』は台湾はもとより、アジア各地でも大ヒット。オリジナルの続編やF4主演のドラマが続々制作され、かくして、日本の漫画に登場したF4というキャラクターから、今やアジアのスーパーアイドルF4が誕生したのでした。
日本では2002年11月よりケーブルTVにて放映開始。その後、衛星放送を経て全国の地上波へと広がり、今現在も放送局がどんどん増殖中。さらに後続のドラマも放映され、まさに全国規模でF4旋風が広がっています。
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