ひさびさに4人揃っての記者会見を開いたF4(全身を見る)
2008.9.18 ザ・ペニンシュラ東京(日比谷)
いよいよお待ちかねのF4が来日。全7公演となった初のジャパンツアーの記者会見が開かれました。まず最初にF4の軌跡をダイジェストした映像が流され、今回のコンサートの舞台演出を担当するBugs Under Groove のTETSUさんが登場。日本スタッフとの初コラボとなるジャパンツアーのステージ構成などが紹介されます。
TETSU「今回のコンサートは日本初ということで、たくさんのファンの方が心待ちにしているコンサートです。日本のスタッフたちと共に作っていく今回のコンサートは、今までのF4にはなかった楽曲のアレンジやメンバー同士の組合せなど、様々なサプライズと楽しい流れで約3時間のコンサートが進みます。
舞台構成は360度のセンターステージで、4方向にのびる花道があり、その先には4つのリフター(昇降機)、センターにも2つのリフターがあり、センター上にはとても大きな液晶スクリーンが設置されます。このスケール感のあるステージを、F4の皆が縦横無尽に駆け回りながらダンサーと共に作り上げていくパフォーマンスは、観客の皆さんの少しでも近くにF4の魅力を届けたいという意味もあります。会場をF4の魅力でいっぱいにしていきたいと思っています。
とにかく僕が見せたいのは、F4がデビューした時の衝撃がもう一度皆さんの心に響くようなもの。さらに、進化した4人それぞれのソロ・パフォーマンス、そして、これからまた新たに進んで行くF4の魅力を充分に引き出しながら、お客さんと一緒に楽しむハートフルなコンサートにしたいと思っています。リハーサルも佳境に入り、本人たちもやる気で、スタッフともども、とてもいいリハーサルが進んでいるので、ぜひ皆さんご期待ください」
と、舞台装置のイラストを見せながら説明。大がかりでありながら、とてもファンと近いステージになりそうで楽しみです。そして、いよいよ4人が登場。ヴィック、ケン、ヴァネス、ジェリーといつもの順番で並び、笑顔で着席。今回も全員黒を基調にしたスーツで、ヴィックの前髪に入ったブルーのメッシュが鮮やかです。
まずは、コンサートに向けた抱負をそれぞれが語りながらご挨拶。
ヴィック「ハ〜イ。皆サン、コンニチハ。僕ハ、ヴィックデス。ドウゾ、ヨロシクオネガイシマス。毎回、同じですね(笑)。今回はF4のメンバーで、日本でコンサートを開くことができてとてもうれしいです。7回もあるので、ぜひ皆さんにも参加していただいて、一緒に盛り上げていきたいです」
ケン「皆サン、コンニチハ。ケン、デス。やっと日本でコンサートを開くことができて、とてもうれしいです。4人揃ってやるのをずっと待っていました。僕たちのパフォーマンスをお見せしたいので、ファンの皆さん、この会場の皆さんも参加していただいて、楽しくしていきたいです」
ヴァネス「皆サン、コンニチハ。ヒサシブリデス。(以下は英語で)今日はとってもうれしいです。4人でコンサートを開くのを長い間待っていました。日本でこのような機会を与えていただきとても光栄です。皆さん、参加しておおいに楽しんでください」
ジェリー「皆サン、コンニチハ。僕ハ、ジェリーデス。4人揃って来日することができてとてもうれしいです。いつもと違ったF4を皆さんにお見せしたいです」
Q:それぞれのソロ・パートの見どころは?
ヴィック「今回はとにかく2006年の香港公演とは違う演出をしようということで、演出家の方が僕のために特別なパフォーマンスを用意してくださいました。とにかく舞台にこだわらず、たとえば3Dなどを活用したりと…そういうところも見どころです」
ケン「これまでの僕は、4人の中では比較的ダンスがなかったのですが(笑)…(ここでヴィックがくすくす笑うので「なんだよ〜」とケンちゃん)…とにかく、今回は自分にとって大きな突破口になればいいと思っています。そこで実は、タップダンスを踊ります。ご存じのように、僕は手足がとても不器用で有名なんですが(笑)、今回はタップダンスでちょっとした突破ができればと思っています」
ヴァネス「僕のこれまでのコンサートは、皆さんご存じのように、ダンスに重点を置いていました。今回もダンスはやりますが、ファッションの要素と音楽に基づいた、新しい演出になります。今回は僕のバンドも連れてきたので、音楽に重点を置いたエキサイティングで新しいものになるでしょう」
ジェリー「多様に変化するジェリーを楽しんでいただきたいです」
Q:長期滞在ということで、日本で楽しみにしている食事などは?
ヴィック「実は今、渋谷をはじめとする東京の各ホテルのルームサービス・メニューを研究中。(会場笑)ご存じのように、ルームサービスを頼むのが大好きなので、今回泊まっているホテルでもそうだし、たとえばカレーでもいいんですが(笑)、他に何かおいしものがあれば研究し、研究しつくしてから外にも出て、たっぷり探索をしたいです」
ケン「僕はできるだけヴィックを外に連れ出そうと思ってます(笑)。今回の来日は仕事だし、リハーサルで連日忙しいので、まだ当面はでかける時間がないのですが、暇な時にはできるだけ外に出て、よく知っているレストランでいろんな料理を食べたいです」
ヴァネス「コンサートまでは全員準備で忙しく、最高のパフォーマンスをお見せしたいので、リハーサルに集中しようと思います。僕自身はまだダイエット中なので(笑)とにかく果物。それと、とても食べたいのは…日本の卵。タマゴ。オイシイデス。ハイ」
ジェリー「日本には何度も来ていますが、フルーツがとてもおいしいので食べたいです」
Q:日本公演後の予定は?
ヴィック「台湾に戻って、まだ撮影中のTVドラマで主役を演じる予定です」
ケン「個人的にはアルバムの準備があり、映画の撮影も控えています。その他の公演の計画もあります」
ヴァネス「いくつかの映画の後期製作とソロアルバムの準備もあります。11月初めには新しい映画の撮影があり、とても興奮しています」
ジェリー「ソロアルバムのレコーディングを続けます。また映画の撮影もあります」
といういことで、短い記者会見は終了。フォトセッションへと移りました。穏やかに微笑む4人ですが、リハーサルではいろいろ苦労もしていることでしょう。日本人スタッフと組んだまったく新しいコンサート、一体どんなサプライズを見せてくれるのか、期待を大にして待ちましょう。
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