赤道直下の国インドネシアでは、熱帯雨林という豊穣な土地柄のせいで、お米は年に何度も穫れるし植物の繁殖力も旺盛。巨大なフルーツもごろごろしていて、ホテルの朝食では必ずカットフルーツとジュースが出て来ます。では、デザートにはどんな物があるのでしょう? 都内でも数少ないインドネシア料理専門店『ジュンバタン・メラ』の支配人・新貝さんにお聞きしました。
インドネシアの庶民が食べているデザートまたはスイーツは?「バナナをスライスしてホットケーキに入れ、パンケーキのようにして食べたり、そのまま揚げて食べたりしますね。」やはり一番ポピュラーなのは、バナナの天ぷら(フリッター?)ピサンゴレンのよう。それ以外は、ドリアンなどのフルーツが主に食べられているようですが、観光王国インドネシアでは今、新しいデザートがどんどん生まれているとか。
「リッツカールトンやフォーシーズンズなど、総料理長がフランスやイタリアから来ているので、出すものも変わって来ています。」ホテルで出されるデザートメニューはフレンチやイタリアンの影響を受けて、洗練されたものになってきているとか。これらはインドネシアの素材をアレンジしたもので、デザートにかぎらず、料理でも創作料理が増えて来ているそうです。「もちろん、屋台に行けば昔ながらのスイーツも食べられますよ。」
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