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赤道のやや北側にあるマレーシアは海と自然に恵まれた亜熱帯の国。マレーシア・レポでもご紹介しているように、フルーツの宝庫です。中でもドリアンは有名。今回は現地レポーターのタンさんが推薦するマレーシア料理のお店『マレーチャン』で、マレーシアのデザートを紹介していただきました。
マレーシア料理の特徴はというと？「亜熱帯で取れたスパイスと食材を使っていること。それに、中華系の作るマレーシア料理、インド系の作るマレーシア料理と、それぞれに独特な食文化が生まれています。」と語るのはオーナーの福澤さん。中華系、インド系、マレー系と多民族で形成されているマレーシア。料理にもその特徴が現れているようです。共通しているのは辛さで、蒸し暑い国で爽やかに過ごすにはやはり刺激が必要なのだとか。
そんなスパイシーな料理を楽しんだ後は、豊富なフルーツをふんだんに使った甘〜いデザートが好まれるよう。特に今の時期はフルーツの王様、ドリアンが最高においしい季節（マレーシア・レポを参照）。青い内から収穫するのでなく、熟して自然に落ちたものを食べるマレーシアの人々は、トロピカルフルーツの本物のおいしさを知っている人々なのです。それゆえに輸入が難しく、残念ながら日本で食べることはできませんが、『マレーチャン』ではタイ産のドリアンを使用したドリアン・アイスを出しています。
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