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奥にあるのが絶品のタレと鶏スープ(右)。
ココナッツ味の自家製デザート「ウンガティ」/450円
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お話を伺った後で、いよいよカオマンガイの登場。見た目はさっぱりとしていますが、トリ肉をゆでたスープで炊いたご飯にはトリの脂によるコクがあり、ぱらりとしたタイ米とよく合っています。トリ肉は塩だけで30分ほどゆでてあり、ご飯はそのスープにショウガとニンニクが隠し味となっていて、うまい! つい、ぱくぱくと食べてしまいます。
トッピングはゆでたトリをほぐしたものとパクチー(取材時はパクチーが切れていたため、アサツキで代用)。それにオリジナルのタレとトリのゆで汁で作ったスープが付いてきます。これも深い味で美味。味つけは秘密でしたが、ナンプラーではないとか。(こちらはパクチーとアサツキを浮かべるそうですが、パクチーが苦手な人はアサツキだけで頼むとよいでしょう。)評判のタレは香りもよく、ニンニクとトウガラシの他にいろんなものが入っていて、辛くてもついかけたくなるお味でした。
カオマンガイはタイ北部の名物ごはんだそうですが、このお店もマーリさんの故郷チェンマイの味がベースとなっています。タイ南部の料理ほど辛くないので、辛いのが苦手な人にもおススメ。その他、さまざまな名物料理がお手頃価格で揃っているのもうれしいです。店内に流れるタイ・ポップを聴きながら、タイの気分に浸れること間違いなしです。
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