マダム・タッソー蝋人形館へGO!
2004年4月3日
ピークトラムに揺られて到着したのが、100万ドルの夜景を展望できるビクトリア・ピーク。ここへ登ってゆっくり景色を眺めていると「香港だよなぁ〜っ」とうっとりしてしまう場所。今回は、ピークトラム登り最終駅の建物、ピーク・タワーの中にあるマダム・タッソー蝋人形館へ行ってまいりました。
こちらは、世界の有名人や著名人を等身大そっくりな蝋人形にして、スターとの距離を楽しむ?また懐かしむような一種独特な空間。間近で等身大のスターたちと目が合うような錯覚も! 一度は、そんな疑似体験を楽しむのも良いかもしれません。私なんて、思わずマジマジと顔を近づけてしまい、まつ毛の長さやシワの数まで数えられそうな精巧さに(今にも動き出すのではないか!? …夜中には行くまい)と心に誓うほどでした。ちなみに営業時間は10:00〜20:00まで。夜中は営業していませんので、たとえ歩き出したとしても見る機会はありません。
ただいま注目を集めているのは、昨年死去した永遠の香港スター張國榮(レスリー・チャン)さんの像。4月1日の命日直前、3月31日にお目見えしました。世界各地、日本からも多くのファンが訪れ、蝋人形の公開当日は長蛇の列と数々の花束で偲ばれました。そしてレスリー像の前には、やはり長く足を止めてゆっくりと脳裏に浮かぶ思い出を偲ぶ姿も見受けられました。
私がでかけた時間帯は夕食時間近くだったせいか、さほど混雑はしておらず、残念ながら日本人ファンの方にもお目にかかりませんでしたが、香港の方や欧米の方などが、立ち止まってゆっくりと見てらっしゃいました。似てる似てないは見る人の想いが反映されて、万華鏡をのぞくのと同じなのではないでしょうか。私的には、生前の張國榮さんのしなやかな優しさや柔らかさ、品、はたまた無邪気さなど、これは像だからと言い聞かせても、ちょっと物足りなく感じてしまいましたが…。
でも、これからピークでは、唐装に身を包んだ優雅な張國榮に出会えます。ピークへお越しの際は、ぜひこちらへも足を運ばれてはいかがでしょうか。 |