ウォーターフロント・プロムナードに
『アベニュー・オブ・スターズ』
2004年4月30日
尖沙咀のフェリー乗り場近くを歩くだけで、夜景の中に溶け込んでいるようなウォーターフロント・プロムナード。そこに4月28日から、香港映画の歴史を辿る『アベニュー・オブ・スターズ』(スターの手形とサイン入りのプレートが展示された通り)が公開されたと聞き、でかけてみました。おお!全73人の歴代香港スターの手形とサインが、全長440mの道に続く続く。
醍醐味はスタートの手合わせ。「あやや…誰やねん?」そう思ったら、近くにあるロゴの星型を見ましょう。年代別案内があり日本語の説明もついているので、ゆっくりと見ながら進めます。それだけではなく、通りには可愛らしいオブジェのようなお店も。ここでも写真撮影しちゃいそう。
ついつい下ばかり見て歩いていると見過ごしてしまう『アベニュー・オブ・スターズ』のオリジナルT-シャツやグッズが所狭しと並んでいるお店が3軒あるので、ぜひ記念に立ち寄ってみてください。毎年開かれる金像奨(香港のアカデミー賞)の受賞者が手にするトロフィのミニチュアなどもあって、映画ファンには嬉しいスポットです。
ニューワールド・センターのグランド・フロアーには、スターが手形を型取る時の写真パネルも展示されていました。まだまだ開幕したばかりなので、中にはスターの名前のみで手形が入ってない場所もありますが、これから順に入るのねと思う楽しみと共に、潮風に吹かれて黄昏ながら通いたいと思いました。
また、開幕時には日本・韓国・台湾・シンガポール・香港などアジア各地から、昨年亡くなった張國榮(レスリー・チョン)や梅艷芳(アニタ・ムイ)などへファンからのお花が届きました。4月28日現在、張國榮はアメリカのプラネットハリウッドでめでたく手形が見つかり、現在交渉中とか。梅艷芳はまだ見つかっていませんが、その日が来るのを願っています。
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