香港クリスマス事情
2005年12月21日
2005年もいよいよ大詰め。香港もめっきり寒くなり、明日22日の冬至には寒波の影響で10度程度にまで気温が下がるとか。日本のほとんどの地域では10度と言えばそれほど寒いとは感じませんが、暖房の存在しない香港では10度はかなり寒い! 10度を切るとかなり極寒という感じです。先日はWTOの開催で厳戒体制、さらには大規模な抗議デモの影響で一瞬外出自粛ムードが漂いましたが、それも終わった今週は、いよいよクリスマス本番といったところ。
先月ご紹介したセントラルのイベント会場以外にも、各ショッピングセンターではクリスマス・セールと同時に、大規模なクリスマスのデコレーションが行われています。たとえば、銅鑼湾(コーズウェイ・ベイ)のタイムズ・スクエアの広場にはクリスマスツリーのほか、雪の結晶をイメージしたと思われる大きなオブジェが登場。中央の部分は小さなステージになっており、クリスマス・キャロルの演奏などのイベントが行われる模様。
このほか、サンタクロースやスノーマン(雪だるま?)が広場に登場したり、タイムズ・スクエアのランドマークにもなっている壁面の大画面TVでは「クリスマス・ワンダー・アニメーション」が放映されるなど、お祭り気分を盛り上げています。
金鐘(アドミラルティ)のパシフィック・プレイスのデコレーションもなかなか本格的。パシフィック・プレイスは縦に細長い造りなのですが、両サイドにある広場に巨大なツリーのほか、「ウインナ・ワルツ」をテーマに雪の街を再現したゲートや小屋などが作られていて、ちょっとしたテーマパーク状態になっています。特に、金鐘廊(クィーンズウェイ・プラザ)側の広場には雪をかぶった小さな小屋が立ち並び、60HKドルを払うと中でサンタクロースと一緒に記念写真が撮れる上、特製クリスマス・プレゼントがもらえるようになっています。
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