香港の旧正月
2006年1月19日
年が明けたと思ったら、1月ももう後半に。いよいよあと1週間ほどで、旧正月がやってきます。ご存知の通り、香港では他の東アジア諸国と同様、新暦の新年より旧正月の方が大きなイベントなのですが、やはりその盛り上がり方は景気によってかなり左右されるよう。今年はかなり景気も上向きということもあり、なかなかにぎやかなお正月になりそうな雰囲気です。
先月、各地のクリスマス・デコレーションをご紹介しましたが、香港ではたいていクリスマス・デコレーションはそのまま旧正月までつけっぱなしで、旧正月前に一気に変えるか、もしくは土台はそのままでディテールだけ変えるという再利用型がほとんどです。そんな中、あのゴージャスなクリスマス・デコレーションを他より一足先に変えたのは、尖沙咀ハーバーシティのスターフェリー側エントランス。お正月といえばやっぱり赤と金!という基本的コンセプトそのままのデザインはいかにもチャイナな感じですが、でもオシャレにきまっています。
この他、九龍公園では1月20日から2月26日まで、「Spectacular Lantern Display RADIANT ROMANCE」と題して、様々なランタンの展示が行われる予定です。今日は残念ながら開催前だったので、中の様子は見られなかったのですが、ネイザンロード側の入口にはすでに大掛かりな飾り付けが完成していました。こちらも基本は赤と金。人形の左右に見える金色の物体は、昔通貨として使われていた船型の金を型取ったもの。
さて、尖沙咀の街を歩いていたら、ハンフレイス・ロード(堪富利士道)になんだかド派手な店発見! いつもは文房具屋さんのようですが、店頭にお正月用品をディスプレイしているためにこんな状況に。ちょうちんや揮春(おめでたい言葉を書いた縦長の色紙。ドアの両側に貼る)、赤いお年玉袋などなど大小さまざまなグッズがぎっしり。眺めるだけでも楽しい(長くい過ぎるとめまいがするかも?)し、小さなものなら10HKドル(およそ150円)ぐらいから買えますので、ちょっとお土産にしてもよさそう。
今年は1月29日が旧暦の元旦となります。この日は一部ショッピングセンターやレストランなどが休みになることがありますので、ご旅行の方はご注意くださいね!
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