一大ショッピング・エリア
マンガドゥア地区。
2004年11月20日
ジャカルタ中央・北・西をまたぐマンガドゥア地区。この地区は、インドネシアで最近急増中の「ITC」のはしり ITCマンガドゥアやパサール・パギ(朝市)があるショッピング・エリアとして知られています。
ITCとは「International Trade Center」の略で、ひとつのテーマにしぼった商品を扱うところが多く、Roxy Mas(携帯電話)、Cempaka Mas(衣類・くつ・布)、Fatmawati(家具)などがよく知られています。ITCマンガドゥアでは衣類やかばんなどを卸売り価格で大量に安く売っています。
この二つのショッピングセンターだけでも十分楽しめ、連日賑わいをみせる場所なのですが、ここ数年でエリアが拡大し、さらに魅力を増しつつあります。ITCの向かい側には、パソコンやソフトウェア関連商品を扱うマンガドゥア・モール、電化製品・ゲーム用品を売るハルコマス、そして今年、WTCマンガドゥアとマンガドゥア・スクエアが新たに登場しました。
WTCマンガドゥアは、大きな船のような形をした青い建物で目を引きます。WTCとは「Wholesale Trade Center」の略で、やはりITCの系統。ここも衣類関係のテナントが多く入っています。
マンガドゥア・スクエアは現在ソフトオープニング中で、アンカーテナントのカールフールと一部のテナントのみがオープンしています。この建物の周りには、ホテルや2〜4階建てのテナントが入れるゾーンも用意されており、大きな商業地区を目指していることがうかがわれます。
上で紹介したすべてをあわせるとなんと総面積は60万平方メートル以上! WTCマンガドゥアの目と鼻の先には、遊園地・水族館などをあつめたドリームパーク・アンチョールがあり、遊びにショッピングにと、観光客も地元の人もさらに訪れやすい環境が整いつつあります。
建物の中とはいえ、市場の雰囲気を残したこのエリア、衣類・かばんなどを扱うエリアとして内外から人がやってきます。とにかくたくさんある中からみつけなければいけませんが、安くていいものを掘り出すには最適。ぜひ一度、皆さんも訪れてみてください。
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