インドにも押し寄せる
外食文化の波
2004年6月1日
インドは経済的に恵まれていないため、人々の収入も少なく、外食文化は他の国と比較にならない程遅れをとっていましたが、最近は経済成長と共に外食文化が一般的になりつつあります。そして昨今の健康、美容ブームとマッチして人気がでている、デリーのベジタリアン・レストラン「SARAVANA BHAVAN」に行ってきました。
入り口には長蛇の列。菜食料理でもこんなにたくさんの種類が出来るのかと感心するほど、盛りだくさんのメニューの中から選んだのがターリー(セット料理)。大きなお盆にかわいいカトラと呼ばれる器が並び、なんと28種類の料理が出てきます。
料理は豆をベースに使いスープ状にしたもの、煮豆、季節の野菜煮込み、ヨーグルト、プーリー(インド揚げパン)、ご飯、漬物(ピクルス)、ギー(ミルクからとる油)果物、デザート…と見ただけで感激してしまいます。次々とお代わりをしてくれるので、満腹。
食事の最後には消化を助け、口の中をすっきりさせるパーン(蔓状の植物の緑色の濃厚な葉)で締めくくり。この味、このボリュームなら120ルピー(約300円)は十分納得のいく値段です。
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