お買い得なデリーの8月
2004年8月15日
今年のモンスーンの到来は遅く、ようやく8月に入り雨らしき雨が降りました。
このモンスーンの季節を代表するイベントは、8月15日。インドの独立記念日です。この日は、総理大臣のスピーチが赤い城(RED FORT)の広場で行われます。最近は警備が厳しいので広場に行く人は少なくなり、家のテレビでスピーチを聞くのが普通になってきました。
この時期、家庭では「パコラ」と言って、グラム豆の粉をまぶした野菜を油で揚げたてんぷらのようなものを、紅茶と一緒に雨を鑑賞しながら食べるのが昔からの習慣です。この「パコラ」や「パランタ」(揚げパン)を食べて、10月まで続く暑さと湿度との戦いに備えます。
街のショッピングモールや商店街では、モンスーンカーニバルと題して商品の半額セールなどを開いています。デリーのビジネス中心街、そして一番大きなショッピングセンターであるコンノートプレイスではHPcity・ビッグセールが開催されています。いくら財布の紐をしっかり閉めていても、50%OFFのサインは魅力的。しかも、このビッグセールで500ルピー(約1250円)以上の買い物をするとクーポンが渡され、素敵な商品が沢山準備されています。
旅行にもお得な時期。国内の飛行機チケットが、スーパー・サプライズ・チケットとして格安で販売されています。例えばデリーを起点に、カルカッタまで往復5555ルピー、チェンナイは6666ルピー、ムンバイは4444ルピー、バンガロールは6666ルピーなど…価格は普段の三分の一。(*単位:1ルピーは約2.5円)バーゲンは8月の下旬まで。この機会をお見逃しなく!
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