ラジャスタンを楽しもう!
チョキダニ・アミューズメント村
2004年12月2日
砂漠地方、ラジャスタンの首都ジャイプール。城壁に囲まれた町の家はどの壁もピンク色で統一され、ピンクシテイと呼ばれています。その城壁の中の宮殿や、町から少し離れた所には、アンベル城など有名な観光地がたくさんありますが、ガイドブックに出ている観光名所は省略して、今回はミニ・ラジャスタンとも言われるチョキダニ村を紹介します。
ジャイプール市内から車で約30分(18km)のところにアミューズメント村として知られるチョキダニ村があります。ラジャスタン特有の芸術家達が集まり、アクロバットやマジック、この地方の生活環境から生まれたフォークダンス(女性達が頭に水がめをバランスよく載せて、遠くにある井戸まで水を汲みに行く時の踊り)など、色々なショーを見せてくれます。また、象やラクダに乗って園内の散策など、家族連れで大人も子供も楽しめます。ラジャスタン州の誇る民芸品を飾った博物館も見る価値は十分あり。
食事をする場所は3箇所ほどあり、好きな場所を選びます。椅子に座るビュッフェ・スタイルもありますが、お勧めはラジャスタン特有の地面に座って食べる場所。ハットの中に履物を脱ぎ入って行くと、日本の旅館で使われているのと同じ様式の脚の付いたお盆が一列に並べられています。食事はラジャスタン風の食べ物が木の葉を重ねて造ったお皿につがれ、豆、ミルク、そして小麦が中心のフルコース。お皿が空になる前に次々と料理の補充をしてくれます。
約65室のコテージルームと8部屋のハベリ(スイートルーム)など宿泊施設もあり、遅くなっても安心です。コテージは一泊4000ルピー(約10000円+税金8.5%とかなり高い)。チョキダニ村へはバスなどの公共交通機関がないので、タクシーなどで行くことになります。ショーなどがはじまるのが遅いので、夕方から行くのがお勧めです。入場券は食事券を含め190ルピー(約475円)。
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