ちょっと物足りない？
デリーの静かなクリスマス。
2004年12月29日
デリーはようやく短い冬の到来です。この季節の気温は18度前後。少し肌寒い今日この頃です。12月に入ると、クリスマス、そして新年を迎えるグリーティング・カードを送り始めます。
街の中は今年最後の祭日となり、買い物客などで賑やかですが、クリスマス・セールというものは見当たりません。インドにおけるキリスト教徒は、わずか人口の2％強。クリスマスは少数のキリスト教徒と、欧米に感化された上流階級の人々や外国人のためのイベントなのです。
町の教会を訪ねてみました。境内の木もイルミネーションで飾られ、キリストの誕生を祝う様子が模型で作られています。市内にある大きなホテルのロビーではクリスマスツリーの飾り付けを競い合い、ケーキショップではクリスマス用のおいしそうなケーキが並んでいます。特に夜には有名なホテル、レストランでパーティが夜遅くまで開かれています。
が、残念ながらこの時期は、外国のお客さんはほとんど自国に帰ってクリスマスを祝うようで、宿泊客は減少するとか。残った旅行者もいまいち盛り上がりに欠けているようです。
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