また、お弁当も売っています。メニューはアヤム(鳥)カレーのみで500円。それも予めパッキングされたものではなく、その場でカレーをご飯にかけてくれます。ココナッツの甘さとサンバルの辛さが程よく、木陰で食べると懐かしい気分に浸れます。僕もインドネシア人の隣に座って頂きました。インドネシア・レストランに行っても、現地の人がいなくてツマラナイ、とお悩みの方には最適の場所と言えましょう。
お腹も満足した後は、辺りを一周してみましょう。事情が分からない人は、何事か、と思うほどにインドネシアの方が思い思いに集っています。そんな中にカセット屋さんを発見しました。最近では、日本のCD屋さんにもインドネシアのカセットがなかなか輸入されなくなってきていますので、インドネシア音楽ファンは必見でしょう。商品はスーツケースに目一杯パッキングされています。カセットは1,000円、CDは2,000円で、選り取りみどりです。お目当てのものがあれば、取り寄せも可能。定期的に新しい商品も入荷していますので、まめに彼のところもお邪魔してみるのをお勧めします。
上野の一角にこうしたインドネシアな空間が出来ているのは、その交通の便の良さからでしょう。東北への玄関口から、国際都市へと変貌している上野。今回は関連ページのリンクはありませんので、インドネシアンな友達が欲しいという方は直接、上野公園へ足を運ばれてください。
●from 東京在住のきむ・たく:profile
アジアの音楽が好きな壮年男子。DJライターのかたわら、都内某所でアジアン・カフェバーも経営。
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