約20分後「日出峰(イルチュルボン)」に到着。日出峰は、済州島東端にある半島で、噴火口がそのまま山を形成した不思議な形をしています。頂上まで石段があるので、20分もあれば登ることができます。噴火口は本当に絵に描いたようにすばらしく、頂上から見る海と山の眺めは、本当に見事の一言!
次の目的地は山房山(サンバンサン)。済州の山と言えば漢拏山だけだと思われがちですが、景色が一際美しく、神秘的な雰囲気が漂う山房山もおすすめ。漢拏山の峰を一気に抜き取って移したという(その跡は白鹿潭(ベクロクタム)になったとか)伝説もあり、一目で訪れる人の視線を奪うほど美しく、神秘的な雰囲気が漂っています。
山房山からそのまま海に降りてくると奇形岩のある海岸にたどり着きます。ここは龍頭海岸(ヨンモリヘアン)と呼ばれています。海岸沿いに遊歩道がありますが、おもいっきり波がくるので結構スリルがあります。安全な岩場では、おばちゃんがイカなんかを焼いて通りがかる人に声をかけています。海を眺めながら食べるその味は最高。
きょうの最後の目的地、火山洞窟「万丈窟(マンジャングル)」へ。ここは済州島最大の溶岩洞窟で、見物できるのは1kmくらいですが、なかなかの規模で一見の価値あり! 途中にある亀石という名所や一番奥の溶岩柱など見どころも多いです。真夏でも洞窟の中は寒気を感じるほど涼しかったです。
これで済州島の半分を周ったことになります。旅行から戻ってもうすぐ一年経ちますが、今すぐにでもまた行ってみたい所です。今年の夏休みは、韓国の済州島に行ってみるのはいかがでしょうか。
●from ソウル在住のakiko:profile
ソウル在住の akiko。今年2月に韓国外国語大学を卒業。現在、日本語関係の仕事をしている会社員。興味津々の多様な韓国をたっぷり紹介できればと思います。
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