この秋、伝統と文化の町
「仁寺洞(インサドン)」へようこそ!
2004年9月15日
10年ぶりの猛暑を乗り越え、やっと涼しい秋が訪れてきました。韓国の秋と言えば、天高く綺麗な青空と豊富な食べ物! そして、韓流あふれる文化で心を癒してみるのはいかがでしょうか。今回、ソウル市内にある伝統と文化の町で有名な「仁寺洞(インサドン)」へ足を運んでみました。
ソウル市鐘路区は常に学生や若い人で賑やかな町。その中心地に砂漠のオアシスのような「仁寺洞(インサドン)」があります。1日の訪問客数がなんと10万人とのこと。町の入り口から、周囲と全く異なる風景が飛び込んできます。
メインストリート「仁寺洞ギル」の両側にはいろんなお店が立ち並んでいます。週末には歩行者天国になり、いろんなイベントが開かれ、思わず立ち止まってしまいます。メインストリートにある人気のお店はやはり仁寺洞定番の骨董屋さん。お店に入った瞬間、何か懐かしい香りに包まれます。
モノを売るお店だけではなく、小さい画廊にもなっています。李氏朝鮮時代の陶磁器、磁器、壺、茶器、家具、扇子や手作りのアクセサリー、そして韓服(いわゆるチマチョゴリ)まで、韓国伝統の品々に触れることができます。もちろん現役の作家達の作品も揃えてあります。
さらに韓国の歴史を感じてみたい方は、私たちがこどもの頃に遊んでいたおもちゃを売っているお店をのぞいてみてください。幼い頃こっそり買って食べていた駄菓子や、当時の漫画のヒーローが並んでいて、いろんな思い出が甦ってきます。
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