韓国は旧暦でお正月!
2005年1月15日
セへ ボッ マニ バドゥセヨ!(あけましておめでとうございます!)
韓国のお正月は旧暦に従います。なので、年末年始は特にイベントもなく、1年の終わりとして、友達や会社の人との忘年会で忙しい毎日を送ります。多くの会社が30日、31日まで仕事があり、休日は1月1日のみ。大晦日には、鍾路(ジョンロ)にある「普信閣(ボシンガク)の鐘」を33回鳴らします。これは、朝鮮時代、漢陽(ハニャン=現ソウル)に入るための4大門(東大門、南大門など)の通行止めの解除の際、33回打ったのが由来。また、自分の目で新年の日の出を見るため、東海(日本海)に行って新しい日を迎える家族や恋人同士も増えています。
さて、韓国のお正月は上記のとおり旧暦のため、今年は2月9日で、8日〜10日が祝日となります。そのため、1月末から少しずつお正月の用意が始まります。ご先祖さまにお供えする料理や「ソルビム(お正月両親に買ってもらう子どもたちの服のこと)」の準備をするため、南大門、東大門などの市場はもちろん、大型スーパー、デパートなどは一層賑やかになります。多くの人は連休の数日前に帰省し、久しぶりに会う兄弟や親戚たちと、夜遅くまで色々な話で花を咲かせます。
|