logo

Korea Now

photo1

激辛の定番「ブルダク」

photo2

心温めるお袋の味「ヌルンジ」
激辛でストレスをぶっ飛ばせ!

2005年2月16日

 長い不況と寒波でドンドン肩がすくむ今、韓国ではこういうすくんだ体と心を一気にぶっ飛ばせるものが流行っております。それはなんと激辛料理!

 元々韓国料理といえば、焼肉、ビビンバ、鶏鶏湯(サンゲタン)などがあり、その中でもやはり一番はキムチでしょう。韓国人のパワーはキムチから、といわれるくらいですから。ところが最近は一層辛い、いわゆる「激辛」が大人気でございます。今回はそういう「激辛」ブームに迫っていきたいと思います。

 現在、韓国で大人気の激辛定番になっているのは「ブルダク」です。「ブルダク」というのは、鶏肉をメインにいろんな野菜と特製激辛ソースを加え、鉄板で炒め、焼き目がついたらいただく料理。しかし一口入れた瞬間、口の中は大変なことに! 口から火が出るくらいの辛さに、手当たりしだい水を飲んだり、野菜を食べたり…慌てることになります。最初は、味を楽しむどころではないかもしれません。


 しかしながら、なぜか手の箸が停まらないのは、やはり辛いものが食欲を誘っているのではないでしょうか? お店のお客さん皆「辛い。辛い。」を連発しながら最後まで食べてしまいます。そして、やっと食べ終わった後の締めは、口と胃にやさしい「ヌルンジ」! 「ヌルンジ」というのは、ご飯が焦げ付いている釜にお水やお湯を入れ、弱火で煮込んでお粥みたいにしたもので、今度は「熱い。熱い。」と言いながら、フーフーして食べます。 その香ばしさが心まで染み込みます。この最後の締めは、ブルダクの鉄板にご飯と野菜を入れ炒飯のようにして食べるなど、お店ごとに違いがあります。

 その他の人気激辛料理は、韓国人の大好物、豚のバラ肉です。今まではバラ肉をそのまま焼いて、塩コショーで食べるのが普通でしたが、最近は激辛ブームの影響で、豚バラ肉を激辛ソースで味付けし、炭火などで焼いて食べるのが流行です。もちろんその激辛さは半端じゃないので、肉だけでなく、一緒にキノコや野菜を焼いて食べるのがポイントです。

 こういう激辛料理を食べたら心の底まですっきりして、ストレスなんかぶっ飛んだ気がします。毎日、不景気など暗いニュースばかりで、なにかとストレス解消方法を探している庶民たちには、こういう激辛料理がぴったり合うようです。大声で皆とおしゃべりしながら食べる激辛料理と焼酎一杯! これぞ、今の韓国人にとっての一番のストレス解消方法になっております。日本の皆さん、いかがでしょうか? 一緒にストレスを燃やしてみませんか?

●from ソウル在住の劉:profile
日本語の勉強を始めたのがきっかけで、J-POPや日本文化に興味を持ち、今では日本のドラマやバラエティも楽しんでいます。最近のお気に入りはKinki Kids。


music & cinema
映画情報

2005年、あなたを感動へ導く映画 『マラソン』

今年のお正月(旧正月)休みに、韓国で最も注目を浴びた映画といえば『マラソン』です。子供の頃に自閉症の宣告を受けたチョウォン(チョ・スンウ)と、その母親(キム・ミスク)。この二人の感動的なストーリが観客の涙腺を刺激し、実話の映画化ということでさらに話題を呼んでいます。 社会の偏見と闘いながら、一人前に育って欲しいという母親の気持ちが、映画を見ている観客の目頭を熱くします。障害を持ってはいるが、マラソンでは人より優れた才能を持つ息子が、その能力を発揮できるようにと頑張る母親。そして、その親心を誰よりもよく知っている息子。

息子役のチョ・スンウは、映画『ラブ・ストーリー』でお馴染みの俳優で、最近はミュージカル分野でも魅力を発揮しています。そして母親役のキム・ミスクは、癒し系女優の代表。今回の映画ではベテランの演技を見せています。映画のモデルになった人は、現在部品工場で働いており、トークショーにも出演するなど、今や韓国で最も話題になっています。

『マラソン』
監督:チョン・ユンチョル
共演:チョ・スンウ、キム・ミスク
●映画公式サイト:http://www.run2005.co.kr/intro.html

Hot Information

●第26回韓国青龍賞の主な受賞者(11/29)
・最優秀作品賞:『親切なクムジャさん』
・最優秀監督賞:パク・ジンピョ(『君は僕の運命』)
・最優秀主演男優賞:ファン・ジョンミン(『君は僕の運命』)
・最優秀主演女優賞:イ・ヨンエ(『親切なクムジャさん』)
・最優秀助演男優賞:イム・ハリョン(『ドンマッコル村へようこそ』)
・最優秀助演女優賞:カン・ヘジョン(『ドンマッコル村へようこそ』)
・最優秀新人男優賞:チョン・ジョンミン(『台風太陽』)
・最優秀新人女優賞:キム・ジス(『女、ジョンヘ』)
・最優秀新人監督賞:チョン・ユンチョル(『マラソン』)
その他、は以下の通り。撮影賞:キム・ジヨン(『甘い人生』)/脚本賞:コ・ユンヒ、ハン・ジェリム(『恋愛の目的』)/音楽賞:キム・ジュンソン(『マラソン』)/技術賞:シン・ジェホ(特殊メイク『血の涙』)/照明賞:シン・ギンマン(『刑事/デュエリスト』)美術賞:イ・ヒョンジュ、チョ・グニョン(『刑事/デュエリスト』)/人気スター賞:ハ・ジウォン、カン・ドンウォン、チョ・スンウ、、キム・スミ、ムン・グニョン/ベストカップル賞:ファン・ジョンミン&チョン・ドヨン(『君は僕の運命』)/韓国映画最多観客賞:『ドンマッコル村へようこそ』
更新日:2006.1.30
●back numbers

■韓国の基本情報■
首都:ソウル
人口:約4685万人
言語:ハングル
時差:0時間
通貨:ウォン
現地レート*
 1,000円=8,913.84won

*レートは刻々変動するので、大体の目安としてご覧ください。

●韓国の情報サイト
韓国大使館情報
 在日大使館

韓国観光公社
大韓航空
アシアナ航空
Yahoo! Korea(韓国語)
朝鮮日報(日本語版)
韓国文化院
 (韓国文化紹介と活動)

SOULNAVI.COM
 (現地発ソウル旅行情報)

PUSANNAVI.COM
 (現地発プサン旅行情報)

K-PLAZA.com
 (韓国総合情報サイト)

Let's Go to Korea!
 (韓国旅行お役立ち情報)

●韓国芸能関連サイト
Innolife.net
 (韓国芸能情報が満載)

AII
 (ドラマ韓・シネマ韓配信)

シネマコリア
 (韓国映画データの宝庫)

HOT CHILI PAPER
 (雑誌の公式サイト)

K-Pop Star Magazine
 (雑誌の公式サイト)

韓国KNTV
 (韓国KNTVの日本語サイト)

Korean Time
 (韓国ドラマBBチャンネル)

LaLa TV
 (スカパー韓国ドラマ放送)

yesasia

韓国の映画・音楽・書籍通販

Will Be There...

パク・ヨンハ
『Will Be There...』

通常盤
特典付初回限定盤2種あり
発売中