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『家門の危機』公式サイト


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『刑事/Duelist』公式サイト


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ついに700万人を突破した
『ウェルカム・トウ・ドンマコル』公式HP
この秋再び大ブレイク中の韓国映画

2005年9月20日

 先日の9月17日〜19日は旧盆休みで、韓国で一番盛大な祝日でした。田舎の実家に帰ってお先祖様にお供えし、集まった親戚たちと楽しいひとときを過ごします。今年の旧盆は土日と重なって(韓国では振替休日がありません)3日しか休めないせいもあり、予想より帰省客が少なかったそうです。

 そして、いつも祝日には映画館に足を運ぶ人が多いのですが、親戚が集まることもあり、やはり家族皆で観られる映画が人気です。今年もそれは予想通りでした。今回は旧盆、そして今秋、また大人気の韓国映画をご紹介したいと思います。

 まず、旧盆1週間前くらいから上映されて話題と注目を集めた映画は『家門の危機/家門の光栄2』(チョン・ヨンギ監督)、『刑事/Duelist』(イ・ミョンセ監督)、『外出(邦題:四月の雪)』(ホ・ジノ監督)でした。『外出』は韓流ブームの先端にいるペ・ヨンジュンの最新映画として、韓国国内よりはアジア中から注目を集めた映画です。

 この3本の中で、一番の成績をあげたのは『家門の危機』でした。この映画は、2002年に上映されて全国520万人を動員し、大ヒットした『家門の光栄(邦題:大変な結婚)』の続編。大物女優キム・スミと数多くの助演陣の演技に笑いが止まらないコメディ映画です。


 今回は、ヤクザの家の娘がソウル大出身のエリート男性と結婚してからのハプニングを描いた前作に比べ、検事の嫁を迎える設定になっています。9月7日の封切から、すでに300万人を動員しており、前作の記録を破れるかが期待されています。家族連れの観客が多いシーズンでもあり、ロングヒットしそうで楽しみです。

 そして、甘いマスクのカン・ドンウォンと女優ハ・ジウォン共演の刑事物語『 刑事/Duelist』は、映像の美しさにこだわることで有名なイ・ミョンセ監督の6年ぶりの新作。ストーリーはちょっとつまらないという観客の意見もありますが、綺麗な映像は確かに見所だそうです。しかし、やっと100万人を動員したところで、大きな期待には応えられなかった模様。

 最後は、日本などでも上映されているヨン様の話題作『外出』。クランクイン前から多くのメディアの注目を引いた作品ですが、韓国内ではあまり映画ファンに足を運んでもらえなかったようで、約80万人の動員数に留まっています。

 やや沈滞気味だった韓国映画界は、旧盆休みを踏み台にして、また新たな跳躍をしようとします。8月4日の封切から未だにトップ5にランクインし、もう700万人の人々に感動を与えている『ウェルカム・トゥ・ドンマコル』から『家門の危機』へ。そして、その次のバトンを握るのはどんな映画なのか楽しみです。

●from ソウル在住の劉:profile
日本語の勉強を始めたのがきっかけで、J-POPや日本文化に興味を持ち、今では日本のドラマやバラエティも楽しんでいます。最近のお気に入りはKinki Kids。


music & cinema
映画情報

今年も開催します!第10回釜山国際映画祭(10/6-14)

毎年恒例の釜山国際映画祭が今年も開催されます。年を重ねると共にグレードアップし、多くの映画マニアの期待を膨らませています。オープニング作品の『Three Times』(台湾/ホウ・シャオシェン監督)のチケットが13分40秒(!)で完売したくらい、その熱気は熱いようです。そして、今年は一般人が参加する閉幕パーティーが初めて開かれるそうなので、開幕から閉幕まで見所満載です。さらに「監督・俳優との映画観覧」イベントも予約受付中。ムン・ソリ、ユ・ジテと一緒に映画を観たい方は、まだ間に合いますよ!

歴代最多の73カ国305本の映画が映画マニアを待っており、その305本中の58本が初公開作品です。今年で10周年を迎える映画祭にふさわしく、多くの映画と共に多様なイベントなども開催されます。映画ファンの皆さん、10月は釜山にいかがですか。

*釜山国際映画祭公式サイト:http://www.piff.org/intro/default.asp(ハングル・英)

Hot Information

●第26回韓国青龍賞の主な受賞者(11/29)
・最優秀作品賞:『親切なクムジャさん』
・最優秀監督賞:パク・ジンピョ(『君は僕の運命』)
・最優秀主演男優賞:ファン・ジョンミン(『君は僕の運命』)
・最優秀主演女優賞:イ・ヨンエ(『親切なクムジャさん』)
・最優秀助演男優賞:イム・ハリョン(『ドンマッコル村へようこそ』)
・最優秀助演女優賞:カン・ヘジョン(『ドンマッコル村へようこそ』)
・最優秀新人男優賞:チョン・ジョンミン(『台風太陽』)
・最優秀新人女優賞:キム・ジス(『女、ジョンヘ』)
・最優秀新人監督賞:チョン・ユンチョル(『マラソン』)
その他、は以下の通り。撮影賞:キム・ジヨン(『甘い人生』)/脚本賞:コ・ユンヒ、ハン・ジェリム(『恋愛の目的』)/音楽賞:キム・ジュンソン(『マラソン』)/技術賞:シン・ジェホ(特殊メイク『血の涙』)/照明賞:シン・ギンマン(『刑事/デュエリスト』)美術賞:イ・ヒョンジュ、チョ・グニョン(『刑事/デュエリスト』)/人気スター賞:ハ・ジウォン、カン・ドンウォン、チョ・スンウ、、キム・スミ、ムン・グニョン/ベストカップル賞:ファン・ジョンミン&チョン・ドヨン(『君は僕の運命』)/韓国映画最多観客賞:『ドンマッコル村へようこそ』
更新日:2006.1.30
●back numbers

■韓国の基本情報■
首都:ソウル
人口:約4685万人
言語:ハングル
時差:0時間
通貨:ウォン
現地レート*
 1,000円=8,913.84won

*レートは刻々変動するので、大体の目安としてご覧ください。

●韓国の情報サイト
韓国大使館情報
 在日大使館

韓国観光公社
大韓航空
アシアナ航空
Yahoo! Korea(韓国語)
朝鮮日報(日本語版)
韓国文化院
 (韓国文化紹介と活動)

SOULNAVI.COM
 (現地発ソウル旅行情報)

PUSANNAVI.COM
 (現地発プサン旅行情報)

K-PLAZA.com
 (韓国総合情報サイト)

Let's Go to Korea!
 (韓国旅行お役立ち情報)

●韓国芸能関連サイト
Innolife.net
 (韓国芸能情報が満載)

AII
 (ドラマ韓・シネマ韓配信)

シネマコリア
 (韓国映画データの宝庫)

HOT CHILI PAPER
 (雑誌の公式サイト)

K-Pop Star Magazine
 (雑誌の公式サイト)

韓国KNTV
 (韓国KNTVの日本語サイト)

Korean Time
 (韓国ドラマBBチャンネル)

LaLa TV
 (スカパー韓国ドラマ放送)

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