今回は、ヤクザの家の娘がソウル大出身のエリート男性と結婚してからのハプニングを描いた前作に比べ、検事の嫁を迎える設定になっています。9月7日の封切から、すでに300万人を動員しており、前作の記録を破れるかが期待されています。家族連れの観客が多いシーズンでもあり、ロングヒットしそうで楽しみです。
そして、甘いマスクのカン・ドンウォンと女優ハ・ジウォン共演の刑事物語『 刑事/Duelist』は、映像の美しさにこだわることで有名なイ・ミョンセ監督の6年ぶりの新作。ストーリーはちょっとつまらないという観客の意見もありますが、綺麗な映像は確かに見所だそうです。しかし、やっと100万人を動員したところで、大きな期待には応えられなかった模様。
最後は、日本などでも上映されているヨン様の話題作『外出』。クランクイン前から多くのメディアの注目を引いた作品ですが、韓国内ではあまり映画ファンに足を運んでもらえなかったようで、約80万人の動員数に留まっています。
やや沈滞気味だった韓国映画界は、旧盆休みを踏み台にして、また新たな跳躍をしようとします。8月4日の封切から未だにトップ5にランクインし、もう700万人の人々に感動を与えている『ウェルカム・トゥ・ドンマコル』から『家門の危機』へ。そして、その次のバトンを握るのはどんな映画なのか楽しみです。
●from ソウル在住の劉:profile
日本語の勉強を始めたのがきっかけで、J-POPや日本文化に興味を持ち、今では日本のドラマやバラエティも楽しんでいます。最近のお気に入りはKinki Kids。
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