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上海家族

監督:ポン・シャオレン
脚本:ポン・シャオレン/シュー・ミンシャ
撮影:リン・リャンチョン/ジュ・トンロン
キャスト:
チョウ・ウェンチン/リュイ・リーピン/ソン・ハイイン/
チェン・チェンヤオ

2002年/中国
日本公開日/2004年5月1日
カラー35mm/ビスタ/ドルビーSR/96分
配給:東宝東和
2003年 トリノ国際女性映画祭
 作品賞・監督賞・助演女優賞(チェン・チェンヤオ)
2003年 フランス・ナント国際映画祭
 主演女優賞(チョウ・ウェンチン)
第3回中国語映画メディア賞
 もっとも愛された女優賞銀賞(リュイ・リーピン)
*第16回東京国際女性映画祭参加作品
上海家族
(原題:假装没感覚/Shanghai Women)

story

 15歳の阿霞(アーシャ)の父に愛人ができた。関係を2年も続け、いっこうに家庭を省みない夫の態度に母は離婚を決意し、阿霞を連れて祖母の住む狭い実家に戻る。祖母は母の離婚を軽率だといい、不満でならない。間もなく叔父が結婚するので、ふたりが住める部屋はないと、すぐにでも阿霞母娘を追い出したい様子。阿霞は「昔話に出てくる意地悪ばあさんみたい」と思った。

 母は、阿霞のために妻を病気でなくした李さんと再婚する。しかし、彼には強強(チャンチャン)という息子がいて、阿霞たちに敵意を剥き出しにした。また、真面目で堅実と聞かされていた李さんが、実はとてもケチな男だとわかり、失望した阿霞は学友・侃侃(カンカン)の幸せな家庭が羨ましくてならない。やがて母と李さんは水道代の問題で口論となり、またも離婚することになる。再び、やむなく祖母の家に戻った母娘だったが…。

●宣伝担当者のおすすめポイント:

離婚、結婚、また離婚。困難な状況にもくじけず、明るさを失わないアーシャと母。この二人の物語は、今もそしてかつて娘だったあなたのハートを掴んではなさないことでしょう。母のアーシャを思う気持ちが、アーシャの母を思う言葉が、静かに心に染み込んでいきます…。そして爽やかな涙を誘う感動のラストをぜひ劇場で。


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