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危情少女 嵐嵐

監督:ロウ・イエ
キャスト:チュイ・イン/ユウ・ヨン

1995年/中国
日本公開日/2004年7月3日
カラー/35mm/100分
配給:パル企画

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危情少女 嵐嵐(原題:Don't Be Young)

story

 悪夢にうなされる毎日の嵐嵐(ランラン=チュイ・イン)。夢の中に出てくるのは、雲行きの怪しい午後、無表情な町の人々、そして、古びたアパート。ランランは夢の記憶をたどり、夢に出てきたアパートを探しあてた。悪夢の原因をつきつめようとするランランだったが、調べれば調べるほど、謎が増えていく…。しかも、悪夢がさめることもない。

 やがて現実と夢とが入り混じり、ランランは混乱していく。自殺をした母からのメッセージ。失踪したままの父。狙われる自分の命。不気味なアパートの間借り人。そして、奇病に侵されたネズミの死骸…!? 恋人の路芒(ルー・マン=ユウ・ヨン)と共に、謎を追うランラン。すべてはこのアパートに答えが隠されていた。彼女の周りに起こった恐ろしい過去が今、明らかになる…。

●宣伝担当者のおすすめポイント:

数多くの国際映画祭で評価を受けてきたロウ・イエの初期作品がついに公開。新作『パープル・バタフライ』(チャン・ツィイー主演)がカンヌ映画祭コンペ部門に出品され、名実ともに中国映画第6世代を代表する監督となったロウ・イエによる本作品は、ひと足はやく、昨年のベルリン映画祭で上映されました。テレビ用の長編映画として製作されたのですが、ロウ・イエ独特の演出の奇抜さから、中国のテレビ映画界に衝撃を与えた問題作です。

チャン・イーモウやチェン・カイコーら中国映画第5世代に続く第6世代を代表するロウ・イエは数多くの映画祭で評価を得ており、まさに、中国映画の次世代を担う監督の原点がこの映画にあるのです。中国の歴史を感じることができる、アミューズメントホラーといえる作品です。


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