story
2002年9月。22歳の映画監督、サミラ・マフマルバフは「アフガン女性の痛みをテーマにした新作映画」の出演者を探すため、父モフセン、母マルズィエ、妹ハナらとカブールにやって来た。通りでは色とりどりの日傘をさしたブルカ姿の女性たちがたくさん歩いている。タリバン政権が崩壊してから、女性たちも学校へ通うことができるようになったのだ。サミラは学校で、女子生徒たちに「大統領になりたい人は?」と大胆な質問をする。
こうして、主人公の父親探しで出会った老人、主人公探しで候補となった二人のアゲレという女性、主人公の兄嫁の赤ん坊探しで出会った夫婦、そして主人公候補の女性が映画出演を決断する様子が、当時13歳のハナのカメラによって、みずみずしいスケッチとして綴られていく。妹のハナが撮影したサミラ・マフマルバフ監督の新作『午後の五時』のメイキング・ドキュメンタリー。
●宣伝担当者のおすすめポイント:
13歳の少女の素直なまなざしが映した、驚きのドキュメンタリーです!