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コウノトリの歌

監督:ジョナサン・フー/グエン・ファン・クアン・ビン
脚本:グエン・クアン・サン/トゥ・ボン/グエン・ドゥイ/ウェイン・カーリン
音楽:ジョシュア・ホン
キャスト:ドー・ハイ・イエン/クアン・ハイ/ファム・ジア・チー・バオ/グエン・ゴク・イエブ/ルー・クアン・ビン/ター・ゴク・バオ/トラン・マイ・グエン

2001年/ベトナム・シンガポール
日本公開日/2004年8月28日
カラー/ビスタサイズ/ドルビーデジタル/99分
配給:ギャガ・コミュニケーションズ、アニープラネット

2003年 ミラノ国際映画祭 最優秀作品賞
コウノトリの歌
(原題:Song of The Stork)

story

 サイゴン解放25年の前日、2000年4月29日。ハノイの街はいつものようににぎわっている。ベトナム人の映像作家トラン・バン・チュイは従軍カメラマン時代を思い出し、感慨に浸っていた。なぜ大勢の仲間は死んだのに、私は生き残っているのだろうか…。

 ベトナム解放軍キャンプで大勢の若者が訓練を受けている。 ハノイ出身のバン(クアン・ハイ)は詩人だ。彼には恋人ホアイ(ドー・ハイ・イエン)がいて、ホアイはバンとの結婚を望んでいる。しかしバンは入隊して訓練を受けていた。バンはホアイのことばかり考えて一向に訓練に身が入らない。隊長は「戦争は長引く。待つのは耐えられないだろう」といって3週間の休暇をくれた。バンはホアイと結婚式を挙げる。

 バンは撃たれて負傷した。 ハノイでは空爆が激しくなっていた。ホアイはバンとの間に生まれた娘ヒエンを守っていたが、意を決して前線にいるバンに会いに行く。

●宣伝担当者のおすすめポイント:

トラックに乗せられて戦地に赴く若き兵士たち。アオザイを風に揺らす乙女がたたずんで見送る。彼女に新妻の面影を浮かべる兵士。愛する親兄弟、妻子と引き裂かれ、ふるさとを後にする青年たちのエピソードは、すべて本当にあったことです。戦争の中にも青春の輝きはあり、それぞれの想いがあります。ベトナム戦争の真実を、初めてベトナム側から描いた映画が本作です。

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