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復讐者に憐れみを

監督:パク・チャヌク
撮影:キム・ビョンイル
編集:キム・サンボム
音楽:ペ・ユンジン(オオブ・プロジェクト)
キャスト:ソン・ガンホ/シン・ハギュン/ペ・ドゥナ/イム・ジウン/ハン・ボベ

2002年/韓国
日本公開日/2005年2月5日 *R-18指定
カラー/ビスタサイズ/ドルビーSRD/121分
配給:シネカノン
2002年 釜山映画評論家協会賞 最優秀作品賞
 監督賞(パク・チャヌク)
2002年 映画評論家協会賞 監督賞・脚本賞(パク・チャヌク)
2002年 春史羅雲奎映画芸術祭
 音楽賞(オオブ・プロジェクト)・編集賞(キム・サンボム)
2002年 MBC映画賞 撮影賞(キム・ビョンイル)
 編集賞(キム・サンボム)・照明賞(パク・ヒョヌォン)
2002年 イタリアフィルム・ノワール・フェスティバル
 審査委員特別賞
2003年 フィラデルフィア映画祭
 The Top Prize for Best Feature Film
2003年 コニャック・スリラー映画祭 メディアテック賞
 
復讐者に憐れみを
(Sympathy for Mr. Vengeance)

story

 聴覚障害者のリュウ(シン・ハギュン)は工場で働きながら、姉(イム・ジウン)と二人で暮していた。姉は腎臓を病んでおり、リュウは自分の腎臓を姉に提供したいと願うが、検査の結果は不適合。さらに、姉の看病で無断欠勤したため工場を解雇されてしまう。思い詰めた彼は、臓器密売組織に自分の腎臓を売って、姉の手術費用を作ろうとするが、腎臓を取られた上に退職金の1千万ウォンを奪われてしまう。

 そんな時、病院から移植ドナーが現れたと連絡が入るが、今度は金がなかった。リュウは昔学生運動をしていた恋人ユンミ(ペ・ドゥナ)から、「正しい理由のための誘拐なら犯罪じゃない」とそそのかされ、工場長ドンジン(ソン・ガンホ)の娘ユサン(ハン・ボベ)を誘拐する。

 妻に去られたドンジンには、娘しか残されていなかった。ドンジンは警察に通報せず、身代金を用意する。リュウがドンジンから身代金を得たその日、姉は自分のために弟が罪を犯したという自責の念から自殺してしまう。そして、姉を埋葬に行った川で、ドンジンの娘も溺れ死んでしまう。娘の死を知り、犯人に復讐を誓うドンジン。姉を失ったリュウも、臓器密売組織に復讐しようとしていた…。

●宣伝担当者のおすすめポイント:

あの『オールド・ボーイ』の原点がここにある! 韓国を代表する演技派俳優ソン・ガンホ、若手実力派の筆頭シン・ハギュン、今や日本映画界にも進出したペ・ドゥナという豪華キャストと、その圧倒的な映像世界にあなたは言葉を失い、そして復讐の意味を知る。



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