失われた龍の系譜 〜トレース・オブ・ア・ドラゴン〜
(龍的深處─失落的併*圖/Traces Of A Dragon
-Jackie Chan And His Lost Family)
story
ジャッキー・チェン(成龍=陳港生)は、自分が一人っ子であると長年信じていた。しかし、父チェン・ジーピン(陳志平)は、妻でありジャッキーの母親チェン・ユエロン(陳月榮)が病気で動けなくなってしまった時、彼らが長年ひた隠しにしていたある過去を息子ジャッキーに話すことを決意。映画は二人がそのことを話した日(99年)のことを回想するインタビューから始まる。
その事実とは、父チェン・ジーピンの本名はファン・ダオロン(房道龍)であり、両親は再婚同士で、父には2人の息子が、母には2人の娘がいること、つまりジャッキーには兄と姉がいるということであった。そして一人っ子だと思い続けてきたジャッキーにとって、父から語られる真実は驚くべき話であった。
日中戦争、そして国民党と共産党による内乱。度重なる戦禍の中で、上海から香港へと流れてきた父と母は、どのように出会い、生きるために何をし、どのように生き延びてきたのか? 大陸に残したまま消息不明となってしまった、父の2人の息子たちは? そして、母の2人の娘たちは? ジャッキーの息子、ジェイシー・フォン(房祖名)へと繋がる家族の系譜が、今明かされる…。
●宣伝担当者のおすすめポイント:
コミカルなアクションとその笑顔で、誰もが知っているジャッキー・チェン。彼の父親が、長い年月を経てジャッキーにある告白をした。ジャッキーも知らなかった両親の人生、自分の本名、異母兄弟の存在とは? ジャッキー・チェンの家族を通して中国の激動の時代を語る、異色の完全ドキュメンタリー映画。『宗家の三姉妹』のメイベル・チャン、『七小福』のアレックス・ロウだからこそ描けた、壮絶な龍のルーツ。ぜひ、ご注目下さい。
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