バンジージャンプする
(A Bungee Jumping of Their Own)
story
1983年。どしゃ降りの雨の日、大学生ソ・インウ(イ・ビョンホン)の傘の中に突然女性が入ってくる。白いブラウス姿がまぶしい彼女に胸をドキドキさせながら、インウは無言のまま傘を握っていた。
同じ大学の彫刻科に学ぶ彼女の名前はテヒ(イ・ウンジュ)。インウはテヒの姿を見ていたくて、彫刻のクラスに忍び込んだ。やがて思いが通じ、二人は山登りに行く。断崖に立ったテヒは、脚がすくんでいるインウに言った。「私、ニュージーランドに行ってみたい。絶壁から飛び降りる人がいるらしいの。」
喫茶店のDJを通して愛を告白するインウ。「いつか愛する人が現われたら、渡そうと思っていたの」と、テヒは入試の合間に彫った自画像入りのライターを彼に渡す。兵役に行く夜、インウはヨンサン駅でテヒを待ち続けていた。「少し遅れても、絶対に待っていて」彼女はそう言った。だが、朝になっても彼女は現われなかった…。
2000年3月。セヨン高校の新学期。国語教師のインウは、担任になったクラスで挨拶をする。「この広い地球の中、このクラスで一緒になったのは、因縁だ」と。そのクラスで彼が出会ったのは…。
●宣伝担当者のおすすめポイント:
最新作『甘い人生』も4月公開決定で、韓流ブームを牽引するイ・ビョンホン。映画スターの地位を不動のものにした『JSA』の後に主演したのが、時を越えて出会い、愛し合うソウルメイトを描いた本作でう。共演は若手女優のトップにして本作が最後となった、イ・ウンジュ(『ブラザーフッド』、遺作『スカーレット・レター』)。イ・ビョンホンが好きな作品に必ず挙げる本作が、いよいよ3月中旬公開。
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