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サマリア

監督・脚本・編集・美術:キム・ギドク
撮影:ソン・サンジェ
音楽:パク・ジウン
キャスト:クァク・チミン/ソ・ミンジョン/イ・オル

2004年/韓国
日本公開日/2005年3月26日
カラー/ヴィスタサイズ/SRD/95分/R-15
配給:東芝エンタテインメント
(C) 2004 KIM KI-DUK FILM.
2004年 ベルリン国際映画祭 銀熊賞(監督賞)
 

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サマリア(Samarian Girl)

story

第1部 バスミルダ
 「インドにバスミルダという娼婦がいたの。その娼婦と寝た男は、仏教信者になったんだって。」いつも笑顔を絶やさないチェヨン(ソ・ミンジョン)と、優しい刑事の父親と二人暮らしのヨジン(クァク・チミン)。どこにでもいるような二人の女子高生の夢は、いつか二人でヨーロッパ旅行をすること。そんな二人が夢の為に始めたことは、チェヨンが相手をしヨジンが見張る、援助交際だった…。

第2部 サマリア
 ヨジンは亡くなったチェヨンへの罪滅ぼしの為に、客と会ってお金を返していった。その行為に戸惑いながらも後悔の念を表す客たち。ある日、殺人現場にやってきたヨジンの父ヨンギ(イ・オル)は、向かいのホテルに娘のヨジンが男といるのを目撃してしまう。娘の行動に苦悩しながらも、何も言えないヨンギは娘を監視し続ける。そして、行き場を失った憤りから、男たちへの制裁を始めたヨンギは…。

第3部 ソナタ
 久しぶりに母親の墓参りに行こうと、ヨンギは弁当の用意をする。目的地まで無言のドライブが続き、母の墓前で会話もなく弁当を食べるヨンギとヨジン。その晩、ふたりは田舎の民家に一泊する。ヨンギの前では平静を装うヨジンだったが、夜中に独り起きだして涙にくれた。翌朝、ヨンギは車の運転をしてみないかとヨジンに提案する…。

●宣伝担当者のおすすめポイント:

すでにベルリン、ヴェネチアと2つの国際映画祭にて栄冠を勝ち取った監督キム・ギドク。残すはカンヌで、3大国際映画祭制覇に最も近い男と言われています。そのギドクが今度は、10代の少女たちの、切なくてそして残酷な物語を『サマリア』では描いています。ギドクのこれまでにはなかった新しい描写、そして彼独特の描写もしっかりといきていて、必見の映画です!

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