桃色(原題:桃色/Colour Blossoms)
story
香港で不動産仲介の仕事をしているメイライ(テレサ・チョン)は、若い恋人と部屋を捜している日本人女性、梅木夫人(松坂慶子)と出会う。彼女は、まるで50年代の映画スターのようにゴージャスで、その場を圧倒する魅力に満ちていた。
梅木夫人は自分が長年所有したまま、埃に埋もれた状態になっている、プリンステラスの高級アパートを誰かに貸して欲しいとメイライに依頼する。梅木夫人のたった1つの条件は、ロマンティックで謎めいていた。「あの部屋にピッタリあった人に。だって、一生のうちで一番楽しい時をあそこで過ごしたから…。」
さっそくプリンステラスに出かけたメイライは、アパートの近くで見かけた、端正な顔立ちの警官(カール・ン)に胸がざわめき、制服につけられたナンバー、4708を心に刻む。4708もまた、メイライの艶やかな美しさに思わず足を止めていた。
梅木夫人のアパートは、今までメイライが目にしたことのない、贅沢な調度品であふれていた。メイライは、この部屋を自分のものにしたいという強い欲望に支配される。翌日、引き寄せられるように、一人でアパートを訪れると、見知らぬ若いカメラマン、キム(Sho)が勝手に部屋でくつろいでいた…。
●宣伝担当者のおすすめポイント:
アジア各国の魅力的な女性たちが描き出す、極彩色の世界! 松坂慶子さん初の海外進出映画です。また、韓国で初めて性転換を認められた、トランスジェンダー女優ハリスも加わり、不思議な官能空間を作り出してます! 是非、ご堪能下さい!
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