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オペレッタ狸御殿

監督:鈴木清順
脚本:浦沢義雄
撮影:前田米造(J.S.C.)
衣装デザイン:伊藤佐智子
音楽:大島ミチル/白井良明
キャスト:チャン・ツィイー/オダギリジョー/薬師丸ひろ子/由紀さおり/山本太郎/高橋元太郎/パパイヤ鈴木/篠井英介/市川実和子/平幹二郎

2005年/日本
日本公開日/2005年5月28日
カラー/ビスタサイズ/ドルビーSRD/111分
配給:日本ヘラルド映画/松竹
2005年 カンヌ国際映画祭特別招待作品



オペレッタ狸御殿(Princess Raccoon)

story

 がらさ城城主、安土桃山(平幹二郎)は切支丹の予言者で自分の手下でもある、推定100歳のびるぜん婆々(由紀さおり)に、今日も同じ質問を投げかけていた。「生きとし生けるもので一番美しいのは誰じゃ?」

 びるぜん婆々は、煮えたぎったスープの表面に予言が映し出される不気味なギアマン大鍋をかき回し、いつものように「安土桃山様でございます」と答えた。ところが、その時、スープが飛び散って安土桃山の姿が消え、がらさ城城主の世継ぎ、雨千代(オダギリジョー)の凛々しい姿が映し出された。雨千代が、まもなく父の美しさを凌ぐという予言が現れたのだ。

 美しさも富みも名声も、すべて自分が一番でなければ我慢できない安土桃山は、ためらうことなく、実の息子を快羅須山に棄てると決めた。そこは、迷い込んだが最後、誰一人として生きて帰れないという霊峰で、かつて自分に従わない妻を追放したところだった。

 安土桃山の罠から偶然、逃れた雨千代に美しい娘が近づく。聞き慣れない言葉を話す彼女は、訳あって唐の国から狸御殿に招かれている狸姫(チャン・ツィイー)だった。雨千代と狸姫、二人はたちまち恋におちるのだが…。

●宣伝担当者のおすすめポイント:

オペレッタとはオペラの華やかさと、演劇の面白さと、ミュージカルの楽しさを1つにしたエンタテインメント! 本作でも楽しい歌と踊りが目白押し! 他では決して見ることの出来ないチャン・ツィイーとオダギリジョーのデュエットや、由紀さおりと平幹二郎のラップ、さらには最新技術により甦った美空ひばりが新曲も披露!! カンヌ国際映画祭への特別招待も決定した巨匠鈴木清順監督の清順ワールドを体感し、見終わった後は、楽しくて幸せな気持ちになるはず!

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