logo

オーギュスタン/恋々風塵

監督・脚本:アンヌ・フォンテーヌ
脚本・台詞:アンヌ・フォンテーヌ、ジャック・フィエスキ
撮影:クリストフ・ポロック
音楽:リ・マー、オリヴィエ・レブ
キャスト:ジャン=クレティアン・シベルタン=ブラン/マギー・チャン/ダリー・コール/ベルナール・カンパン
特別出演:ファニー・アルダン/アンドレ・デュソリエ

1999年/仏
日本公開日/2005年6月18日
カラー/シネマスコープ/ドルビーデジタル/89分
配給:ワイズポリシー


p2

p3
オーギュスタン/恋々風塵
(Augustin, Roi Du Kung-Fu)

story

 俳優志望のオーギュスタン(ジャン=クレティアン・シベルタン=ブラン)は、CMやドラマのエキストラ応募に余念がない。そんな彼が今、夢中なのはカンフーだ。彼はジャッキー・チェン主演のカンフー映画の音声を映画館で録音しては、帰宅後、それを再生して自己流カンフーの練習に励んでいた。

 ある夜、夢の中に現れたカンフーマスターから「これまでの生活を捨て、未知の世界に旅立つんだ。カンフーが生まれた土地へ…」と告げられる。翌朝、彼は全財産を自転車に積み込むと、パリ13区の中国人街に到着する。「ホテル上海」に新居を構えたオーギュスタンの、修行の日々が始まった。

 早速、カンフー道場の門を叩くオーギュスタンだったが、彼はひとつ重大な問題を抱えていた。他人と触れることが苦手なのだ。目眩が起きて、悪寒に苛まれ、身体が麻痺してしまう。カンフーを習得するには、これは致命傷だ。

 何とかこれを克服しようと、オーギュスタンは鍼灸師リン(マギー・チャン)の診療所を訪れる。鍼の恐怖に脅えながらも、そのとき彼はすでにリンへほのかな恋心を抱き、中国2000年の歴史を信じて、治療を受けることを決意するのだった…。

●宣伝担当者のおすすめポイント:

フランス版MR.ビーンと言われた傑作「おとぼけオーギュスタン」待望の続編は、何とラブストーリー!? オーギュスタンのマドンナを国際的大スター、マギー・チャンが熱演! かつての香港映画で見せていた、美しく儚げでどこかノスタルジー漂う演技は、ファンならずとも必見だ。監督は『ドライ・クリーニング』『恍惚』で日本でも多くのファンを持つ、フランスの女性監督アンヌ・フォンテーヌ。ユーモアを交えながら、彼女の持ち味であるビター&スイートな恋物語に仕立てあげている。


▼公式サイト 閉じる