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世界

監督・脚本:ジャ・ジャンクー
撮影:ユー・リクウァイ
音楽:リン・チャン
キャスト:チャオ・タオ/チェン・タイシェン/ワン・ホンウェイ

2004年/日・仏・中
日本公開日/2005年10月22日
カラー/HD→35mm/シネマスコープ/Dolby Digital/133分
配給:オフィス北野、ビターズ・エンド
(C)2004「世界」製作委員会
2005年 ヴェルース映画祭(仏)審査員グランプリ
2005年 ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア映画祭
 金賞(最優秀作品)、撮影賞(ユー・リクウァイ)
2005年 ドーヴィル・アジア映画祭
 脚本賞(ジャ・ジャンクー)



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世界(The World)

story

 北京郊外にあるテーマパーク「世界公園」。ここにはエッフェル塔、ピラミッド、ピサの斜塔など、世界各地の名所旧跡が縮小されて点在している。

 タオ(チャオ・タオ)はここでダンサーとして働いている。ある日、楽屋へかつての恋人リャンズー(リャン・チントン)が訪れた。「世界は日々変わる」と言ってパスポートを見せる彼は、モンゴルのウランバートルへ行く前に、タオに会いに来たのだった。タオは現在の恋人タイシェン(チェン・タイシェン)を紹介する。

 タイシェンは公園の守衛主任。リャンズーを北京駅へ送った後、二人は安ホテルへ入る。リャンズーに嫉妬心を抱いたタイシェンが「俺を愛していると今証明してくれ」とタオに迫るが、彼女は拒絶する。

 ホテルでの出来事にまだ怒っているタオをなだめるタイシェン。彼はタオの手を取って、カメラの前に立つ。魔法の絨毯に乗った二人がエッフェル塔のそばを飛んでいる合成撮影をしてもらうのだ。はしゃぐうちにタオは怒りを忘れていく…。

●宣伝担当者のおすすめポイント:

ピラミッドやエッフェル塔、タージ・マハールといった世界各地のモニュメントを10分の1に縮小し、再現されたアミューズメントパーク「世界公園」。ここで働くダンサーたちを主人公に、華麗な舞台の裏側で繰り広げられる彼らの愛と涙に彩られた日常が、2008年のオリンピックを控えて急速に変貌する北京の「今」と絡めてドラマチックに描かれます。全世界が注目するアジア映画界の若き俊英ジャ・ジャンクー(賈樟柯)監督最新作。

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