デッドライン（102 Bangkok Robbery）
story
1997年に起こった通貨危機により、タイ国内では42の金融機関が倒産。経済の悪化から社会情勢が混乱し、新政府はIMFから莫大な融資を受けたが、経済復興への対策は成功せず、再び総選挙が行われた。
新たに誕生したタクシン政権は、経済復興を公約。IMFへの返済を2年以内に行うと宣言するが、その強引な手法から、各界の権力者や裏社会の反発を受け、彼らは内閣を総辞職に追い込むために、IMFへの返済を阻止する計画をたてる。そして、凄腕の失業軍人ナウィン（アムポーン・ラムプーン）が実行者に選ばれた。
IMFへの返済式典まであと2日に迫った日、バンコク市内で爆弾事件が2件発生。タイ国防省に対しIMFへの返済に反対する声明が届く。テロ取締部隊のパコン警察少佐（チャッチャイ・ブレンパーニット）は捜査により、かつて特殊部隊で有名だったナウィンが、このグループのリーダーであるということを突きとめる。
返済記念式典の当日、悪夢のような事態が発生する。ナウィンたちが、バンコク市内の経済的な重要拠点である、アメリカ貿易タワー、クレジット・ユニオン・ビル、ファイナンシャル・タワー、国際開発銀行の4箇所に爆弾を仕掛けたのだ。そして、政府が反対派の要求を無視したら、その一つを爆破するという声明が送られてくる…。
●宣伝担当者のおすすめポイント：
タイで初登場No.1ヒットを飾ったアクション大作！ 使用している火薬の量が、ハリウッド映画よりも多いのでは？とされるくらいのド派手なアクションが次々と展開されます。主演の二人は、タイでは人気No.1俳優のため、撮影中ファンたちのサイン攻めのため、時々撮影が中断したとか。この秋から続々と公開されるタイ映画の中では、一番楽しめるアクション映画です。
|