トンケの蒼い空(MUTT BOY)
story
少し間が抜けたところがある少年チョルミンは、幼い頃に母を亡くし、ミリャン市警の捜査課長の父(キム・ガプス)と男二人きりで暮らしていた。彼は近所をほっつき歩き、お腹がすくと近所の人から食べ物をもらい、皆から「トンケ野良犬」と呼ばれていた。
ある日、トンケは父の勤める警察署で雑種犬と出会う。彼はどこか自分と似たようなその犬を「トンケ野良犬」と名付け、兄弟のように片時も離れない生活を送るようになった。
数年後、高校に入ったトンケ(チョン・ウソン)は、サッカー部に入ったものの万年補欠。いつも野良犬と一緒に学校生活を送っていた。そんなある日、野良犬がサッカー部の先輩達に食べられてしまう。怒りに震え、先輩たちに逆襲をはかるも警察沙汰となり、その事件が元で高校を中退してしまうのだった。
同じく、高校を中退して惰性で生きている男たちのグループ「MJK」と行動を共にするようになったトンケの前に、ある日、見知らぬ少女が現れる。スリの常習犯で、両親のいないジョンエ(オム・ジウォン)を父が家族として連れて来たのだった。二人は戸惑いながらも距離を縮めて行く…。
●宣伝担当者のおすすめポイント:
『私の頭の中の消しゴム』で文句なく次世代の韓国スターNo.1の地位に踊り出たチョン・ウソン待望の最新作。これまでの寡黙で力強い役とはうってかわって、天然(?)ののんびりしたトンケ役は衝撃的。でも、大切なものを守るため、一途に思いを貫く姿勢はやっぱりかっこよくて、また違った魅力のチョン・ウソンに感動です。「友へ チング」のクァク・キョンテクとの念願のタッグで、地方都市を舞台にした、久々の骨太さわやか青春映画が登場しました。
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