イントゥ・ザ・サン(Into The Sun)
story
人種が入り乱れる国際都市、東京。不法入国の外国人の一掃を掲げて選挙戦に乗り出した都知事候補が、バイクに乗った二人組に射殺される事件が発生した。
テロの可能性を追求するFBIはCIAに協力を要請。CIAの在日捜査官ブロック(ウィリアム・アザートン)は、伝説のCIAエージェント、トラビス・ハンター(スティーブン・セガール)に白羽の矢を立てた。東京の下町で育った彼はヤクザ事情にも精通しており、今回の捜査にはうってつけの存在だった。FBIの若き捜査官ショーン(マシュー・デイビス)を相棒に、トラビスはさっそく捜査に着手する。
都知事候補の殺害を仕組んだのは新興暴力団を牛耳る黒田(大沢たかお)と、彼と手を組んだチャイニーズマフィア。野心に燃える彼は海鮮卸業を隠れ蓑にして魚市場に事務所を構え、ヘロインの密輸で着実に勢力を伸ばしていた。裏社会の制圧を図り、老舗の大組織にも歯向かう危険な男。野望に向かって突き進む強硬な姿勢にはチャイニーズマフィアも一目置いていた。
一方、トラビスの捜査は中華街で情報を得ることから始まった。チャイニーズマフィアの不穏な動きを察知し、財閥の松田(寺尾聰)の協力を取り付けた。さらにクラブを経営する恋人ナヤコ(山口佳奈子)のツテで、ヤクザ事情に詳しい彫師、不動明王(豊原功補)と知り合い、そのコネで大組織の幹部、小島(伊武雅刀)と面会。ここにきて、黒田の存在がクローズアップされた…。
●宣伝担当者のおすすめポイント:
まじかよセガール。関西弁だよセガール。指きりげんまんかよセガール!「ワシは日本が大好きなんや」って声が聞こえそうなほどイキイキしてるぜセガール。劇中では「人を斬りまっせ、ワシは今夜」や「バッキャロー、来るなと言うたやろ」と関西弁で逆ギレしたかと思えば、2丁拳銃は封印し、日本刀でバッサバッサと斬りまくる。セガールありがとう(涙)。一方、製作陣も負けちゃいない。監督はタランティーノ組の新鋭ミンク監督。『イントゥ・ザ・サン』は極太だぜ!
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