ブレイキング・ニュース
（大事件/Breaking News）
story
香港の市街地で、銀行強盗団と警察との銃撃戦が発生。激しい攻防戦が続く中、犯人に銃を向けられた一人の警官が両手を挙げて命乞いをしてしまう。その瞬間を、偶然現場に居合わせたTVカメラマンが捉えていた。さらに、CID（重犯罪特捜班）のチョン警部補（ニック・チョン）とホイ（ホイ・シウホン）は、ユアン（リッチー・レン）率いる中国本土からやって来た犯人グループを捕り逃してしまう。
香港警察に対する非難が集中。一気に失った市民の信頼を取り戻すため、副総監のウォン（サイモン・ヤム）は、OCTB（組織犯罪課）の新任指揮官レベッカ（ケリー・チャン）が発案した大胆なメディア戦略を採用。それはPTU（機動部隊）にワイヤレス・カメラを装備し、犯人逮捕の瞬間という最高のショーをTV中継するというものだった。
一方、高層アパートに潜入したユアンたちを追いつめたチョンとホイらは、迷路のように入り組んだ内部に潜入。レベッカの命令を無視し、逮捕のタイミングを待ち構える。
ユアンらは2人の子どもと共にアパートから逃げ遅れたタクシー運転手のイップ（ラム・シュー）の家に篭城。同じアパートに潜伏していた本土の殺し屋チュン（ユウ・ヨン）と仲間も、警備網の中を脱出することができず、ユアンらと合流。メディア戦略を仕掛ける警察に対し、ユアンはカメラ付き携帯電話やパソコンを駆使して人質交渉を開始。TV放送では明かされていない警察の失態も、マスコミに転送して応戦を試みる…。
●宣伝担当者のおすすめポイント：
警察の目の前で、銀行強盗グループが逃走した！ 偶然現場に居合わせたマスコミ陣が、その様子を報道したことから、警察の信用は一夜にして失墜してしまう。警察側は、信用回復を図るため、機動部隊にワイヤレスカメラを装備、犯人逮捕の瞬間を全国放送するという作戦に出る。香港中の人々が見つめる中、「世論」という人質を巡る、銀行強盗と警察の飽くなき攻防戦が遂にはじまる!!
|