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ベロニカは死ぬことにした

監督:堀江 慶
原作:パウロ・コエーリョ「ベロニカは死ぬことにした」
製作・脚本:筒井ともみ
撮影:柳田裕男(J.S.C)
編集:森下博昭
音楽:アンドレア・モリコーネ
キャスト:真木よう子/イ・ワン/風吹ジュン/中嶋朋子/荻野目慶子/田中哲司/片桐はいり/多岐川裕美/淡路恵子/市村正親

2005年/日本
日本公開日/2006年2月4日
カラー/ビスタサイズ/DTS-S/106分/R-15
配給:角川映画
(c)2005フィルム・コミッティ・ベロニカ
2005年 東京国際映画祭 日本映画・ある視点部門参加作品




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ベロニカは死ぬことにした
(Veronika decides to die)

story

 「なんでもあるけど、なんにもない」退屈な人生にうんざりして自ら命を絶とうとした主人公・トワ(真木よう子)が目覚めたところはちょっと変わったサナトリウム。院長(市村正親)が宣告する。君はあと7日間の命だと。

 院内では風変わりな人々が、隔絶された独特の世界で毎日をすごしている。理想と現実の狭間で自分を追い詰めてしまった元・弁護士ショウコ(風吹ジュン)、愛しすぎてバランスを失った主婦・サチ(中嶋朋子)、完治後も狂気の世界に安住し続けようとする往年の大女優・紅子(淡路恵子)。院長とともに彼らを見守る婦長(荻野目慶子)の姿もどこか普通じゃない。

 周囲がトワを心安らかに逝かせようと接触を避けるなか、絵描きになる夢を忘れられず、言葉を失ってしまったクロード(イ・ワン)だけは、トワに共感するなにかを感じているのだった。

 最初は戸惑い、混乱するトワだったが、おいしいものを食べること、楽しむこと、好きな格好をすること、美しい音楽を奏でる喜び、満ち足りたセックス、人生を彩る愛しいものすべてが彼女を変えてゆき、やがて正直な生への欲求が芽生えてくる…。

●宣伝担当者のおすすめポイント:

パウロ・コエーリョ代表作の映画化。自殺に失敗し、余命7日間と告げられた女の子が残された日々で人生を生き直す、感動の物語。『ニュー・シネマ・パラダイス』のA・モリコーネが音楽をつけ、人気韓流ドラマ「天国の階段」のテファお兄ちゃん役でブレイクしたイ・ワンが出演するクロスカルチャーな作品。彼が演じるのは親との軋轢から声を失い、キャンバスに向かう青年という少女マンガ的役どころ。イ・ワンの肉体美、幻想的な世界をご堪能ください!


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