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PROMISE

監督・脚本:チェン・カイコー
撮影:ピーター・パウ
美術:ティン・イップ
衣装:正子公也、ティン・イップ
音楽:クラウス・パデルト
アクション監督:ウェイ・トン(トン・ワイ)、ディオン・ラム
キャスト:真田広之/セシリア・チャン/チャン・ドンゴン/ニコラス・ツェー/リウ・イエ/チェン・ホン

2005年/中国
日本公開日/2006年2月11日
カラー/シネマスコープ/124分
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)Beijing 21st Century Shengkai, China Film Group and Moonstone Productions, LLC
2006年 ベルリン映画祭 特別招待作品


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PROMISE(無極/The Promise)

story

 それは、アジアのどこか未来における3000年前のこと。死体が折り重なる戦場で、一人の少女が食べ物を漁っていた。それを見ていた高貴な身分の少年が言った。「私の奴隷になれば、食べ物を分けてやろう」少女は受け入れるが、食べ物をもらうや否や、約束を破って逃げ出した。

 病んだ母親のために走り続ける少女は、大切なその饅頭を池に落としてしまう。泣きくれている少女の前に、運命を司る満神(チェン・ホン)が現れて言った。「世の中のすべての男から望まれる姫にしてあげましょう。そのかわり、あなたは一生本当の愛を得ることができない。それでもいいですか?」少女は答えた。「それでもいい。」

 時は流れて、伝説の花の甲冑に身を包んだ大将軍・光明(真田広之)が、奴隷たちを餌にして、迫り来る敵の大軍勢を撹乱しようと企んでいた。負け知らずの英雄である光明は、抜きん出た俊足の奴隷・昆崙(チャン・ドンゴン)の働きぶりが気に入り自分のものにする。

 ある日、北の公爵・無歓(ニコラス・ツェー)に捕らえられた王を救出に向かった光明は、途中で刺客の鬼狼(リウ・イエ)に襲われ負傷。代わりに光明の甲冑と仮面を付けた昆崙が城へ向かうが、王妃・傾城(セシリア・チャン)を殺そうとしていた王を殺してしまう。

 傾城は光明を命の恩人と誤解して愛するようになり、王殺しの汚名を着た光明は傾城との愛に溺れる。自由の身となった昆崙は傾城への思いを胸に秘め、故郷へと旅立つ。果たして3人の運命は、変えることができるのだろうか…。

●アジコのおすすめポイント:

見どころはなんといっても日・韓・香・中の俳優たちの演技バトル。俳優5人の個性に合った配役で、5人5様の情熱と苦悩を見事に体現。それぞれの持ち味を魅力的に発揮しています。特に初めての悪役に挑戦したニコラス・ツェーは、今までにない役柄を堂々と好演。演技の幅を広げています。


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