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ブロークバック・マウンテン

監督:アン・リー
原作:アニー・プルー
脚本:ラリー・マクマートリー、ダイアナ・オサナ
製作:ダイアナ・オサナ、ジェイムズ・シェイマス
撮影:ロドリゴ・プリエト
音楽:グスターボ・サンタオラヤ
キャスト:ヒース・レジャー/ジェイク・ギレンホールン/ミシェル・ウィリアムズ/アン・ハサウェイ/ランディ・クエイド/リンダ・カーデリーニ

2005年/アメリカ
日本公開日/2006年3月4日
カラー/アメリカンヴィスタ/ドルビーSR/SRD/DTS/134分
配給:ワイズポリシー
(C)2005 Focus Features LLC/WISEPOLICY
2005年 ハリウッド映画祭
 ブレークスルー賞(ジェイク・ギレンホール)
 キャスティング・ディレクター・オブ・ザ・イヤー
 (アヴィ・カウフマン)
2005年 サンタバーバラ国際映画祭
 ブレークスルー・パフォーマンス・オブ・ザ・イヤー
 (ヒース・レジャー)
2005年 パームスプリング映画祭
 デザート・パーム貢献賞(ジェイク・ギレンホール)
2005年 モーション・ピクチャー・クラブ
 ディレクター・オブ・ザ・イヤー(アン・リー)
 スター・オブ・トゥモロー(ミシェル・ウィリアムズ)
2005年 ゴールデン・サテライト・アワード
 作品賞(ドラマ部門)/監督賞/オリジナル主題歌賞/編集賞
2005年 サンフランシスコ批評家協会賞
 作品賞/監督賞/主演男優賞(ヒース・レジャー)
2005年 ラスヴェガス映画批評家協会シエラ賞
 作品賞/監督賞/主演男優賞(ヒース・レジャー)/作曲賞
2005年 サウスイースタン批評家協会賞
 ベストワン映画賞/監督賞/脚本賞
2005年 ダラス・フォートワース映画批評家協会賞
 作品賞/監督賞/脚本賞/撮影賞
2005年 ユタ映画批評家協会賞 作品賞/監督賞
2005年 フロリダ批評家協会賞 作品賞/監督賞/脚本賞/撮影賞
2005年 シカゴ映画批評家協会賞 撮影賞/作曲賞
2005年 セントルイス映画批評家協会賞
 作品賞/監督賞/主演男優賞(ヒース・レジャー)/脚本賞
2005年 フェニックス映画批評家協会賞
 主演男優賞(ヒース・レジャー)
 助演男優賞(ジェイク・ギレンホール)
 助演女優賞(ミシェル・ウィリアムズ)/脚色賞/撮影賞
2005年 ヴェネツィア国際映画祭 グランプリ(金獅子賞)
2005年 ロサンジェルス批評家協会賞 作品賞/監督賞
2005年 ナショナルボード・オブ・レヴュー
 監督賞/助演男優賞(ジェイク・ギレンホール)
2005年 ニューヨーク批評家協会賞
 作品賞/監督賞/主演男優賞(ヒース・レジャー)
2006年 放送映画批評家協会賞
 作品賞/監督賞/助演女優賞(ミシェル・ウィリアムズ)
2006年 PAG(全米製作者協会)賞 最優秀作品賞
2006年 ゴールデングローブ賞
 作品賞(ドラマ部門)/監督賞/脚本賞/オリジナル主題歌賞
2006年 アカデミー賞 監督賞(アン・リー)
 脚色賞(ラリー・マクマートリー、ダイアナ・オサナ)/
 作曲賞(グスターボ・サンタオラヤ)
2006年 GLAAD 最優秀映画大賞
ブロークバック・マウンテン
(Brokeback Mountain)

story

 1963年、ワイオミング。イニス・デル・マー(ヒース・レジャー)とジャック・ツイスト(ジェイク・ギレンホール)はブロークバック・マウンテンの農牧場に季節労働者として雇われ、運命の出逢いを果たす。ともに20歳の二人は、牧場主のジョー・アギーレ(ランディ・クエイド)から、山でキャンプをしながら羊の放牧の管理をする仕事を命じられる。

 無口で大人っぽいイニスと無邪気で明るいジャック。壮大で美しいブロークバック・マウンテンの大自然の中で仕事をしているうちに、次第に意気投合する二人の間には、友情を超えた深い感情が生まれてくるのだった。そしてある寒い夜、狭いテントで並んで寝ていたとき、二人はまったくの成りゆきのまま、自然なかたちで肉体関係を持つ。

 時代や環境から考えて、長く続く関係でないことは二人にも明白だった。山での労働も終わりを迎え、「またいつか逢おう」という曖昧な言葉を交わしただけで、二人は互いへの想いを深く沈めたまま、何事もなかったように別れる。しかし、ジャックの姿が視界から消えると、イニスは感情を押さえきれず建物の陰で号泣するのだった。

 帰郷後、イニスはすぐに恋人のアルマ(ミシェル・ウィリアムズ)と結婚する。間もなく娘が生まれ、イニスは幸せな家庭を築き始める。一方、テキサスでロデオ生活を送るジャックは、ロデオ・クイーンのラリーン(アン・ハサウェイ)と出逢う。地元の大手農耕機材販売会社を所有する父を持つラリーン。ジャックも結婚し、息子が生まれる。

p2

 1967年。イニスのもとにテキサスのジャックから、近日中に訪ねるというポストカードが届く。胸が踊り、ポストカードを持つ手が震えるイニス。妻アルマには古い釣り友達がテキサスから訪ねてくると伝えていたが、彼が到着するやいなや熱い抱擁を交わし、衝動にかられて物陰で激しく口づけしてしまう。が、アルマは窓の上からそれを目撃し、大きな衝撃を受けていた。

 モーテルで互いの想いを確認しあった二人だったが、現実にはそれぞれ子どもにも恵まれた結婚生活がある。ジャックは、どこかで牧場を経営して一緒に暮らそうと本気で提案するが、イニスは、年に数回の数日間、口実を作って会うことしかできないと告げる。少年時代に目撃した凄惨な光景が、今も忘れられないでいるのだ…。

●宣伝担当者のおすすめポイント:

台詞を語らずとも気持ちが伝わってくる、出演陣の演技が抜群です。本年度アカデミー賞主演男優賞にノミネートされているヒース・レジャーの演技を見ているだけで、自然に涙が頬を伝わってきます。「目で語る」彼の演技は特にお勧めです!

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