ダンサーの純情（Innocent steps）
story
若きダンサー・ヨンセ（パク・コニョン）は、パートナーをライバルに横取りされた上に、足に怪我を負いダンスの道を絶たれていた。才能あふれ一度は前途を有望視されたヨンセだったが、今は全てを失い毎日をやり過ごしていた。そんな彼を心配した先輩のジェームズ（パク・ウォンサン）は、彼のために中国から新しいパートナーを招聘し、3ヶ月後の大会で再起をかけるよう説得する。
雪が舞うある日、韓国に向かうフェリーの中でひとり海を見つめる少女がいた。彼女の名はチャン・チェリン（ムン・グニョン）。ダンスチャンピオンの姉に代わってソウルでダンス大会に出場することになっている。本当はダンスは踊ったことがないけれど、大会までしっかり勉強すればきっとできる…不安な気持ちを抱えながら彼女は自分自身を奮い立たせた。
プラカードを持ってしぶしぶ新しいパートナーを迎えに来たヨンセの前に現れたのは、白いソックスをはいたあどけない少女。あまりの幼さに、ヨンセはちょっと不安に思いながらも彼女を家に連れて帰るのだった。翌日、チェリンが姉の身代わりであることがわかり、ヨンセはチェリンを家から追い出した。
しかし数日後、新しい仕事が見つかったとチェリンから喜びの電話が入り、世間知らずのチェリンを放っておくことができず、結局ヨンセは彼女を迎えにいくことになる。そしてついにヨンセは、疑うことを知らず純真無垢な彼女を新しいパートナーとして育て上げる決心をするのだった…。
●宣伝担当者のおすすめポイント：
ダンス映画として、俳優たちのダンスの完成度の高さに驚嘆するも良し。初々しい恋の懐かしさを感じ、ラブストーリーに酔うも良し。笑って泣いて幸せを感じ、あなたの心にある空白を、優しさでいっぱいに満たしてくれること間違いなし。恋を昨今していない人へ大推薦！ 恋が絶対したくなる、そんな不思議でステキな映画です。
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