ドラゴン・プロジェクト
(精武家庭/House of Fury)
story
整体院を営むユー・シウボウ(アンソニー・ウォン)。長男ニッキー(スティーブン・フォン)はオーシャン・パークのイルカ調教師で、長女ナタリー(ジリアン・チョン)は高校生だ。二人は幼い頃から厳しい父にカンフーを教えられていたが、父が元シークレット・エージェントだったという話はまったく信じておらず、今では親子の会話がほとんどなかった。
ある日、電動車椅子に乗った謎の男、ロッコ(マイケル・ウォン)がシウボウのクリニックに現れ、「タイ・チロン」というコードネームを持つ元エージェントの消息を尋ねる。12年前、タイ・チロンは軍人だったロッコの任務を妨害。捕らえられた彼は、車椅子生活を強いられたことで復讐を誓っていたのだ。シウボウは口を割らなかったが、ロッコの4人の部下に攻撃され、彼らに拉致誘拐されてしまう。そして拷問にかけられ、タイ・チロンに関するデータは子供たちのお守りに隠されていると洩らしてしまう。
ロッコの部下たちはナタリーの通う学校に向かうが、父親から伝授されたカンフーで応戦する兄妹に太刀打ちできない。お守り奪還が無理と察したロッコは、「タイ・チロンを見つけ出さないとシウボウを殺害する」と脅迫する。ボーイフレンドのジェイソン(ダニエル・ウー)と親友エラ(シャーリーン・チョイ)の助けを借り、ナタリーはお守りに隠された秘密データのファイルを発見。父の長年の友人チウ(ウー・マ)が、タイ・チロンだと突き止める。
ニッキーとナタリーはチウの協力を得て、捕らえられた父の待つロッコのアジトへと向かった…。
●宣伝担当者のおすすめポイント:
スティーブン・フォンがメガホンを取った監督2作目。古き良き香港カンフー映画のテイストを現代に再現したらこうなった的映画。香港映画が好きな人も、そうでない人も、絶対楽しめるエンターテイメントです。仲が悪かった兄妹が、父親が誘拐された事をきっかけに、共に協力し助け合い、父親を救おうと大奮闘。家族の絆の希薄な現代、これでもかのアクション・アクション・アクション!の中に、大切なものを詰め込んだ、家族向けアクションコメディです。
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