アフロサッカー（Sagai United）
story
過去に多くの大試合で審判を務めてきたパオトゥー（ポンパット・ワチラバンジョン）。サッカー賭博で作った借金のせいで辞職させられた彼は、今でも借金取りに追われる日々を送っていた。都会を離れ、タイ南部の村に逃げ延びた彼は、村のチームとサッカーで対戦しているサガイ族のプレーに魅了される。
ユニフォームもなく裸足の彼らは、かけ離れた運動能力とサッカー・テクニックを持っており、それ以上に各選手の個性がチームを輝かせていた。三度の飯より女の子が好きで、ハンサムだと思い込んでいるフォワードのガスー（コムサン・スィーターントー）。誰よりも足が速いのに、臆病なセンターハーフのルークヤーン（アタポン・トーンコン）。そして、サガイ族の長の息子で、キャプテンのマムアン（サムリット・マイケルセーン）。
バンコクで開催される国王杯に出場し、優勝賞金をモノにしようと考えたパオトゥーは、彼らと長を説得。ちょうどその頃、サガイ族は謎の疫病に襲われ、長は国王杯の優勝カップが部族を救うと信じていた。優勝カップを手に入れることを条件に、パオトゥーは自ら監督兼マネージャーとなって「サガイ・ユナイテッド」を結成。イレブンは生まれて初めて、故郷を遠く離れた。
トーナメントが始まり、サッカー・ファンはサガイ・ユナイテッドのイレブンに衝撃を受ける。サッカー選手のイメージを裏切る、全員が低い身長にアフロヘア。そんな彼らが試合開始のホイッスルと同時に、目を見張るようなスーパー・プレーを披露するからだ。彼らの珍しさに目を付けたテレビ局は、先を争ってバラエティ番組へのゲスト出演を依頼。無名だったサガイ・ユナイテッドは一躍「時の人」となり、パオトゥーのもとには大金が転がり込むのだった…。
●宣伝担当者のおすすめポイント：
タイのジャングル奥地に住む、驚異的な身体能力とアフロヘアが特徴のサガイ族。そのサガイ族の若者達が村の危機を救う為にサッカーチーム「サガイ・ユナイテッド」を結成、タイの国王杯に出場し優勝を目指す！ 見所は何といってもサガイ・ユナイテッドの人並み外れた身体能力から繰り出される超人プレーの数々！ そして、ジャングル奥地から都会に出て、数々の試練に直面しながら逞しく成長していくイレブンの姿も印象的です。
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