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愛さずにいられない/做頭

監督:ジャン・チョン
製作総指揮:スタンリー・クワン
原作:「紅顔」(タン・イン)
撮影:ルー・ユィチン
美術:ウィリアム・チョン
キャスト:ロザムンド・クワン/ウォレス・フォ/フランシス・ン

2005年/中国
日本公開日/2006年9月30日
カラー/ビスタサイズ/101分
配給:日本スカイウェイ

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愛さずにいられない/做頭
(做頭/Hands In The Hair)

story

 エニー(ロザムンド・クワン)は、新聞記者の夫(フランシス・ン)や娘と上海のアパートで慎ましく質素な生活を送っている。その美貌でかつては一世を風靡したエニーだったが、夫は仕事に忙殺され、もはや妻を女として顧みる余裕がない。エニーは単調で退屈な生活に疲れていた。

 そんなエニーが唯一、女としてのプライドを取り戻せるのは公営の美容院。ショーウィンドウには、昔、彼女がカットモデルを務めた写真が今も飾ってある。当時、大流行したその髪型を、エニーは今も保っていた。そして、少しでも髪が伸びると、その髪型をデザインした美容師・阿華(ウォレス・フォ)にカットしてもらうのだった。

 若くてハンサムな阿華を指名する女性客は多かったが、エニーだけはいつも特別待遇。アメリカ帰りの若いモデルが出入りするようになってから、ショーウィンドウを飾るカットモデルの座は奪われてしまったものの、それでも二人には特別な何かが存在し、二人だけの時間を楽しんでいた。

 しかし時代の流れには逆らえず、その美容院はやがて閉鎖されることになる。貧しい生活からなんとか抜け出したい阿華。女として、もう一度輝きたいエニー。エニーは阿華と人生をやり直そうと部屋を借り、家庭を捨てる決心をする。一方で美容院には、才能があり目立つ阿華を、新しい美容院に引き抜こうとする若い女性が密かに訪れていた…。

●宣伝担当者のおすすめポイント:

中国映画界の正当派美女として活躍するロザムンド・クワンは、抑えがたい欲望と運命的なロマンスの狭間で愛を捜し求める女性の儚い恋を、しっとりと成熟した色香をふりまきながら情熱的に演じます。美容師を演じた台湾のイケメン男優!ウォレス・フォは、セクシャルな役を見事に演じ、新境地を開きました。大人のエロティシズム溢れる必見の作品!

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