百年恋歌(最好的時光/Three Times)
story
●1966年:恋の夢
兵役を控えた若者(チャン・チェン)は、高尾のビリヤード場にやってきたシウメイ(スー・チー)と出会い、恋に落ちる。休暇がとれた若者は、真直ぐに彼女の働くビリヤード場へと戻ってきたが、彼女の姿はない。別の町のビリヤード場に移ったのだ。シウメイの足跡を追って、若者はバスに乗る。「煙が目にしみる」「雨と涙」などオールディーズのナンバーに載せて、あふれる夏の光、樹々を揺らす風が、恋の予感にときめく若い二人の心情を切なく彩る。
●1911年:自由の夢
遊郭に通う外交官チャン(チャン・チェン)と芸妓(スー・チー)との間には、いつも穏やかな時が流れ、芸妓と客という以上の深い想いが通い合っていた。妹芸妓(チェン・シーシャン)が妊娠し、妾として身請けされることになる。妾制度には反対のチャンだったが、足りない身請金を気前よく立て替え、新しい門出を祝う。しかし、チャン自身は彼女を妾として迎えることを拒み、革命家と合流するため、日本へと旅立つのだった。
●2005年:青春の夢
歌手のジン(スー・チー)は、カメラマンのチェン(チャン・チェン)と出逢い、激しく惹かれ合う。しかし二人にはそれぞれ恋人がいた。ジンは歌う「あなたは誰? 何が欲しいの?」激しく愛を渇望しながら、傷つけ合ってしまう恋人たち。ジンの心が離れて行ってしまうのを感じた恋人は、彼女なりのやり方で三角関係に終止符を打とうとする。
●宣伝担当者のおすすめポイント:
3つの時代に生きるそれぞれの男と女の愛の物語。恋に落ちる2人を優しく包みこむ眩いほどに美しい光、物語を彩る音楽たち、そして異なる時代の3役を演じる2人の俳優、スー・チーとチャン・チェン。愛し合う2人の間に生まれる「美しい時間」は、ホウ・シャオシエン監督にしか描き出せない映像となって、観客に贅沢な時間を過ごさせてくれます。
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