Mr. ソクラテス(Mr. Socrates)
story
不良青年ク・ドンヒョク(キム・レウォン)は、誰もが認める札付きのワル。小遣いがなくなれば、刑務所にいる父親(オ・クァンノク)に面会に行き、弟・ドンピルの養育費だといって金をせびる。不良仲間が誤って殺人を犯し、助けを求めてきた時にも、金にならないと知るや平気で警察に通報する。そんな血も涙もないようなドンヒョクが、ある日謎の集団に突如誘拐される。
ドンヒョクが連れてこられたのは、廃校の一室。学生主任と名乗る謎の先生(カン・シニル)と、彼を監視するヤクザたちは、怒るドンヒョクに死と隣り合わせの教育で無理矢理勉強をさせる。それでも反抗し続けるドンヒョクだったが、弟をヤクザの鉄砲玉にすると脅されて、猛勉強を開始。見事、検定試験に合格し、警察官採用試験を受けることになる。そのとき彼は、自分が刑事になるべく勉強させられてきたことを知るのだった。
交通課の巡査を経験した後、奇妙な巡り合わせから刑事になったドンヒョクは、第二の誕生期を迎え、刑事としての生活を謳歌していた。兄と同じ不良として育った弟に更生するよう説き、刑務所の父親にも「シャバに出たら悪いことはするな」と勧める。不良時代に培った犯罪に対する独自の嗅覚や経験は仕事に役立ち、今やドンヒョクは、シン班長(イ・ジョンヒョク)の片腕として活躍するようになっていた。
シン班長のターゲットは、巨大シンジケート会長のテチュン。テチュンの容疑は100件以上にのぼるものの、未成年の構成員を前科者にして、後はパク検事やチョ弁護士(ユン・テヨン)に任せて雲隠れするため、なかなか逮捕できない存在だった。テチュン逮捕のためシン班長から協力を求められるドンヒョクは、社会の敵であるテチュンの捜査を開始するのだが、やがて自分が刑事にされた真の理由を知り…。
●宣伝担当者のおすすめポイント:
『マイ・リトル・ブライド』や『アメノナカノ青空』など、そのスイートな笑顔で多くの女性の心を掴んできたキム・レウォンが、その笑顔を脱ぎ捨て、ワイルド&ハードな新しい一面を見せています。後半のテンポの早い展開やスタントなしのアクション・シーンは男性の心をも掴んでしまうはず!
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