かちこみ！ドラゴン・タイガー・ゲート
（龍虎門/Dragon Tiger Gate）
story
行き場を失くした子供たちが流れ着く道場「龍虎門」。ここで生まれ育ったタイガー（ニコラス・ツェー）は、昔生き別れとなった兄から教えられた「武術は正義を守るためにある」という言葉を守り、「龍虎門」の兄貴分として頭角を現していた。
ある日、仲間と食事をしていたタイガーは、無作法なチンピラに腹を立て、彼らを秒殺。だが運悪く、そのチンピラは秘密結社「江湖」の一味だった。あっという間にギャングに取り囲まれたタイガーは、その中に異彩を放つ男ドラゴン（ドニー・イェン）を見つける。タイガーはドラゴンの力に圧倒されるが、彼はなぜかとどめを刺さずに立ち去った。
その後、タイガーは再び「江湖」一味に襲われ、居合わせたヌンチャクの使い手ターボ（ショーン・ユー）も加勢するが、多勢に無勢。ところがまた、ドラゴンに助けられる。彼が去った後には、昔兄が身につけていた翡翠のペンダントが残されていた。ドラゴンが兄だったと知り、ショックを受けるタイガー。しかし、ドラゴンもまた弟と再会して、悪のために働いている自分に葛藤を覚えていた。
「江湖」のボス・マーは、娘シャオリン（ドン・ジェ）との平穏な生活のため、巨大犯罪組織「羅刹門」との関係を解消し引退表明する。それを知った「羅刹門」のボス・シブミは激怒し、マーを虐殺。マーを守ろうとし重傷を負ったドラゴンは、シャオリンをタイガーの元に預け、復讐のためにその場を去る。タイガーもまた、ターボとともに「羅刹門」との闘いを誓うが、師ウォン・ホンロンを惨殺され「龍虎門」の看板を奪われてしまう…。
●アジコのおすすめポイント：
主人公はいかにもコミック（特に髪型）なキャラの3人ですが、とにかく強い！ 束になってかかってくる敵を、クールにばったばったとなぎ倒していくのは小気味よい。しかし、強いだけではなく、挫折も味わってさらに成長し、さらに強くなっていきます。原作は長編シリーズなので、やや詰め込み過ぎ？な部分もあるのですが、細かいことは気にせず、ホットなアクションを楽しみましょう。
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