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フライ・ダディ

監督・脚本:チェ・ジョンテ
原作:「フライ、ダディ、フライ」金城一紀
撮影:チェ・ジョヨン
編集:キム・チャンジュ
音楽:ソン・ギワン
キャスト:イ・ジュンギ/イ・ムンシク/ナム・ヒョンジュン/キム・ジフン/イ・ヨンス/イジュ

2006年/韓国
日本公開日/2007年4月21日
カラー/ビスタ/ドルビーSRD/117分
配給:エスピーオー
(c)2006 IM Pictures Corp.

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フライ・ダディ(Fly, Daddy, Fly)

story

 平凡なサラリーマンのガピル(イ・ムンシク)は、部長昇進間近でマンションのローンもまだ7年残っている。そんな39歳の平和な日々が突然、崩壊の危機に直面した。愛娘のダミ(キム・ソウン)がカラオケボックスで高校生に暴行され、入院したのだ。しかし相手が有力者の息子とわかり、病院へ謝罪に来ていた教頭たちに丸め込まれた上、娘につい心ない言葉をかけてしまったため、ガピルは娘から拒絶されてしまう。

 悩んだあげく、ガピルは復讐を決意。加害者のテウク(イジュ)が3年連続優勝を狙う高校ボクシングのチャンピオンと知り、包丁を持って彼の通う高校へ乗り込むが、生徒とすれ違った弾みで包丁を落としてしまう。騒然となった校庭で生徒たちに囲まれ、おろおろと包丁を突き出し「テウクを出せ!」と叫ぶガピル。その後頭部を肘で殴りつけ、気絶させた高校生がスンソク(イ・ジュンギ)だった。

 ガピルはスンソクの仲間たちに介抱されて目覚める。事情を聞いた彼らは、テウクへの復讐計画を立て、スンソクがガピルを特訓することを提案。スンソクには17人を相手にひとりで戦った武勇伝があったのだ。クールなスンソクは最初は嫌がるが、ダミが外出恐怖症になり退院できないと知り、ガピルを鍛えることにする。実はスンソクにも、過去のトラウマがあったのだ。こうして、高校生の師匠と39歳の弟子の過酷な特訓の日々が始まった…。

●宣伝担当者のおすすめポイント:

『王の男』で魅せた妖艶なイ・ジュンギもいいですが、『フライ・ダディ』で演じる、男らしくかっこいいイ・ジュンギは必見です! また、個性派俳優イ・ムンシク演じるしがないサラリーマンが、トレーニングを重ねるごとに父親としての自信を取り戻していく姿には、誰しも勇気をもらえるはず。家族の大切さと、勇気がもらえる暖かい映画です。

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