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メイド  冥土

監督・脚本:ケルヴィン・トン
撮影:ルーカス・ジャドゥジン
美術:ダニエル・リム
音楽:アレックス・オウ、ジョー・ン
衣装:アイリン・リー
キャスト:アレッサンドラ・デ・ロッシ/チェン・シュウチェン/ホン・フイファン/ベニー・ソウ

2005年/シンガポール
日本公開日/2007年5月5日
カラー/ビスタ/ドルビーSRD/90分
配給:ザナドゥー
{c)2005 Copyright Mediacorp Raintree Pictures Pte Ltd,
Media Development Authority of Singapore,
Dream Movie Entertainment Overseas Limited.

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メイド 冥土(The Maid)

story

 ローサ(アレッサンドロ・デ・ロッシ)は、メイドの職を得てフィリピンの小さな村からシンガポールにやって来た。初めての都会に胸をときめかせるローサ。雇い主であるテオ夫妻(チェン・シュウチェン、ホン・フイファン)は、障害のある一人息子のアスーン(ベニー・ソウ)ともすぐに親しくなった。

 時は地獄の門が開くと信じられている太陰暦の7月。街のいたるところでは、人間界に降り立った霊を弔うため、模造紙幣を燃やす儀式が行われている。ある日、ローサが模造紙幣を燃やした灰を掃除していると、テオ夫人の猛烈な怒りを買う。

 その頃から、ローサの周辺では不可解な現象が起こり始める。屋敷の中や街頭でふいに現れる不穏な影、常に誰かに監視されているような不安…。テオ家の人々の態度も、どこか不自然に感じられていく。

 さらに、屋敷にある京劇の衣装部屋で、フードのついた真っ赤なドレスを見つけ、ひきつけられるローサ。それはテオ家に隠された秘密を解く糸口となり、同時に死の恐怖を招く悪夢の序章となっていった…。

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