logo

D-WARS ディー・ウォーズ

監督・脚本:シム・ヒョンレ
撮影:ヒューバート・タクザノウスキー
編集:ティモシー・アルヴァーソン
音楽:スティーヴ・ジャブロンスキー
VFX:ヨング・アート、EFILM
出演:ジェイソン・ベア、アマンダ・ブルックス、ロバート・フォスター、クリス・マルケイ、エイミー・ガルシア

2007年/韓国
日本公開日/2008年11月29日
カラー/スコープサイズ/SR-D・SR/90分
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/ネオ
(c)2007 Younggu Art co. Ltd.
2007年 青龍映画賞 韓国映画最多観客賞
2007年 大韓民国映画大賞 視覚効果賞(ヨング・アート)


p2

p3

p4
D-WARS ディー・ウォーズ
(D-WAR/Dragon War)

story

 LA郊外のセブン・パーム・リゾート地区は広範囲にわたり地面が陥没。原因不明の惨劇に見舞われていた。現場を取材していたCGNNのTVリポーター、イーサン(ジェイソン・ベア)は、FBI捜査官フランク(クリス・マルケイ)指揮のもとで調査していた鑑識班が、化石のようなうろこ状の物体を発見したのを目撃する。

 取材ビデオに録画したそのうろこを見ているうちに、イーサンは忘れていた少年時代のある記憶を思い出す。15年前に父親と訪れた古美術店で、それと同じようなモノを見ていたのだ。さらに店主のジャック(ロバート・フォスター)から、驚くべき話を聞かされていた。

 それは500年前の韓国。修行を積んだ大蛇が500年に1度、天の許しを受けて龍に変身するのだが、それに必要な玉は、邪悪な蛇ブラキから守るため人間の娘の体内に隠されていた。しかし、その娘の守護者となった男が娘を愛してしまったため、ブラキに追いつめられた二人は断崖から身を投げてしまう。イーサンはその守護者の生まれ変わりで、500年後の機会を狙って再び姿を現すブラキから、娘の生まれ変わりを守らなければならないと言うのだ。

 守護者の印のペンダントを見つめながら、イーサンはその惨劇がまさに今、ここLAで現実に起ころうとしていると悟り、相棒のカメラマン、ブルース(クレイグ・ロビンソン)の力を借りて、玉を持った娘の生まれ変わりであるサラ(アマンダ・ブルックス)を探し出す。その頃、大蛇ブラキが邪悪な部下たちを引き連れてサラの行方を追いかけ、LAの街を襲い始めていた…。

●アジコのおすすめポイント:

99年に、今回と同じくハリウッドのキャスト&スタッフと共に『怪獣大決戦 ヤンガリー』を作り上げたシム・ヒョンレ監督の野心作第2弾が登場です。ヤンガリーの完成直後から構想を練っていたという監督。実に8年の歳月をかけて本作を完成させています。それだけ高度で様々な特撮技術が駆使されているようなので、特撮好き・怪獣好きな方はぜひご注目を。怪獣はグエムルにも似ていますが、蛇です。大蛇です。蛇がLAのストリートをドド〜ッと駆け抜けます。キャスティングも凝っていて、脇役に至るまで有名俳優が登場。主演は「ロズウェル・星の恋人たち」のジェイソン・ベア。この作品で再会することになったとは…驚きました。

▼公式サイト 閉じる